私の勤務大学はクォーター制(4学期制)なので、セメスター制の大学より夏休みが始まるのが遅いです。それでももう後半にさしかかり、学生たちは最終プロジェクトにとりかかっています。
私のクラスでは、台本を書かせて「声優」のように吹き替えをするというプロジェクトを初級の日本語の学生に長年、やってもらっています。
いつもとても面白い作品が出てくるので、今年も楽しみです。
私は日本にいた時、子供たちに英語を教えていました。毎年 クリスマス会をやってそこで英語の劇をクラスごとにしました。台本は私が書いていたのですが、小学校高学年の男の子も楽しそうにやっていたので、それなりに面白い内容だったかな、と思っています。
ある年、映画の「ホームアローン』が流行ったので、これをもとにした劇を作りました。
男の子が多いクラスで、主役の男の子役よりどろぼう役の方をやりたがる子が多かったです。練習の時から、闘うシーンを喜んでやっていたし、当日の衣装も前もって保護者に連絡しておきました。
当日、小さい女の子のクラスは「不思議の国のアリス」や「白雪姫」などかわいらしい感じの劇が続き、いよいよ男の子たちが「ホームアローン」を演じたのですが、保護者の評判はよくありませんでした。
今となってみれば、せっかくの劇で自分の子供が「どろぼう」の役というのは納得がいかないお母さんがいても不思議はないのですが、子供本人が選んだのに親が文句を言うというのもなんだかな、と思いました。
大学生もそれぞれが話し合って役を決めるのですが、必ずと言っていいほど学生同士がもめるケースがあります。それだけ真剣にやってくれるのはいいのですが、大学の語学のクラスの1プロジェクトだからもっと気楽にやろうよ、と言いたくなることもあります。
