このシリーズは「ドラマのようでドラマにならない」というタイトルですが、タイトルの通り、このお話にはなんのオチもなく、ドラマにはなり得ない内容です。これまで読んでいただいた方、つまらない話をだらだらと書き連ね、失礼いたしました。
私が母に言われた教訓は
- 宝石類は人からもらってはダメ。石には魂が宿るから、宝石は自分で買いなさい。
- 人に何かをねだる人になってはダメ。ほしいものがあれば、自分で働いてそれに見合ったお金をもらい、そのお金で買いなさい。
- 贈り物はもらうより、あげるほうがうれしいという人間になりなさい。もらいっぱなしは絶対にダメ。そしてあげたことを恩着せがましく思っちゃダメ。自分が「あげたい」という気持ちになれる人にだけ贈り物をおくりなさい
母は、そう言って自分で働いたお金で、宝石を買うのが好きでした。中には一度も身につけなかったものもあったかもしれません。でもそれを買ったことは「自分へのご褒美」だったと思うので、楽しい時間だったのでしょう。
母のおかげで私は人に何かをねだらないですむ人生を送ることができています。そして自分で働いたお金で好きなものが買えるのはとても幸せです。
母が亡くなった後、母が遺したお金はできる限り、贈り物に使おうと思ってきました。もちろん一番の贈り物をもらっているのは私自身ですが、いつも いつも 母への感謝を持ち続けています。
もし 今 私の母が生きていたら、義兄夫婦が私にしたことをどう思うだろうと思います。もし 将来 娘が結婚して、結婚相手の兄弟に同じようなことをされたら自分はどう思うだろうと思うと、今までのことを何かの形で残しておかなくてはと思いました。
この話はまだ続きがありますが、それはまたここに書くかどうかはわかりません。
こういう話はどこにでもある「内輪揉め」で多くの場合は、恥ずかしいからと他人に話さないことが多いと思います。また書く人の視点によって同じこともまったく違った話になるかもしれません。
「口は禍の元」と言いますが、後に残る手紙やメール、そしてブログを含むソーシャルメディアでは後になって誰が何を見るかまで考えて慎重になるべきだとつくづく思っています。
長い間、このシリーズを読んでくださってありがとうございました。
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