先日、アメリカの大学の日本語初級クラスの試験をしたんですが、このコロナ禍で試験の形態も変わり、いわゆる「覚えたものを見ないで書かせる問題」ができなくなりました。

 

もちろん「見ていることを前提に」問題を作っているわけではないのですが、「見られてもいい」問題にしておかないと、「見れば簡単にわかる」タイプの問題ばかりだと全然勉強しない学生も出てきます。

 

そこで選択式の問題は大量の問題からランダムに出題されるように設定し、学生同士がスクショなどで答えを教えあったりしないようにしています。また問題数を増やして制限時間を定め、問題を見てから教科書などで答えを探す時間がないように配慮しています。

 

リスニングの問題では、会話を聞いて「ことの成り行き」について自分の意見を英語で書かせる問題も入れました。

話の内容がわからないと自分の意見も言えないので、きちんと聞き取れているかがわかります。

 

いつもキャストはたけしさん(日本人大学生)とメアリーさん(アメリカから日本に留学している女子大生)のふたり。

 

前回は、たけしさんがメアリーさんをデートに誘ったのですが、メアリーさんが「1時」と「7時」を聞き間違えてたけしさんは7時から10時まで待ったけど、メアリーさんに会えなかったお話。やっと10時に携帯がつながり「これから会いませんか?」というたけしさんのお誘いにメアリーさんが「うーん、ちょっと」というオチに対して「メアリーはたけしとデートしたいと思っている? 自分の意見を書いて」という出題をしました。

 

アメリカ人大学生は

時間を間違えて、1時に彼がいなかったら、電話くらいするだろう。

メアリーはデートしたかったら、10時からでも会うはず。

メアリーはわざと時間を間違えたんじゃないか。その気がないなら、最初から断ればいいのに。

 

など、たけしさんに同情する意見もたくさんありました。

 

そして今回は、たけしさんが自分の誕生日は1月10日なのに、12月24日だと言って、メアリーさんをクリスマスイブの日に自分の誕生日パーティに誘うというお話。聞き取ってほしいのは、日にち(にじゅうよっか、とおか)などですが、話の内容がわかっているかを確かめるため「たけしさんがやったことはいいことだと思いますか。自分の意見を書いて」という出題をしました。

 

みんな

これはよくない。嘘はだめ。

こんなことしたら、絶対ふたりの関係はよくならない。

嘘をついてまでクリスマスにデートしても楽しくないはず。

 

など、厳しいご意見が。

恋愛や結婚相手に嘘つく人が多い国民性(なんて言っちゃっている人もいましたよね)と思われがちな日本人。

ちょっと日本人男性のイメージダウンになっちゃったかな、と反省しています。

 

やっぱり嘘はだめですよね。

 

 

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