今日は私の母の誕生日です。もう25年前に亡くなったのですが、生きていたら米寿のお祝いをするところでした。
 
母は、とても几帳面で、いつも私の習い事の月謝袋にピン札を入れて仏壇の横の戸棚に見えるように置いておいてくれました。だから私は一度も月謝を渡すのが遅れたことがなかったと思います。
 
中学3年生になって、近所の塾に友達と通いました。当時の母よりずっと年上の女性が英語を教えていて、若いアルバイト生が数学を教えてくれていました。友達に会えるという理由だけで、その塾に通っていたので、今考えると本当に月謝と時間の無駄だったと思います。
それでも母は、いつも月謝袋にピン札を入れて用意してくれていました。
 
ある時、その塾の先生が「XXさん(私)はいつもきれいなお札でお月謝をくれるわね。本当にしっかりしたご家庭なのね〜。」とみんなの前で言いました。私はちょっと恥ずかしかったけど、嬉しかったのを覚えています。
 
私は娘の習い事や学費の振り込みを自動引き落としにしておかないと、忘れてしまうことがよくあり、自分でも本当にだらしないな、、、と反省しています。
 
そう言えば、母が亡くなる前年、留学中のアメリカから母の誕生日に電話をしました。
 
あら、覚えてくれていたの。
 
と嬉しそうに言ってくれたのが最後の誕生日でした。
今、思えばもっとたくさん一緒にいてあげられたらよかったと思います。
 
母が亡くなってから7年間は毎年、命日とお彼岸とお盆と誕生日にお墓に花が届くように手配をしていました。そのお花屋さんがなくなってしまって止めてしまいました。義母が亡くなったあともしばらく月命日にお花が届くようにしたのですが、管理がたいへんだからと断られてしまいました。
 
最近、定期的にお花が届くサービスを見て、家庭向けだけじゃなくてお墓にも届けてくれたらいいのに、と思ったりしています。

 

 

ランキングに参加しています

クリックしてくださるとうれしいです。

にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へ