今日、朝起きて ぼーっとSNSを見ていたら、ロサンゼルス近郊の日本人ママ友の多くが

 

カリフォルニアの学校今年度末まで休校

 

のニュースをシェアしていました。学年末まで「学校お休みになっちゃうよ〜。」と言う書き込みに、日本から「えー、それはたいへんだね。」という人や「日本は呑気に入学式するとか言っているけど大丈夫かな。」という人など、それぞれが書き込みをしていました。

 

もちろん これは昨日の州知事の発表を聞いた人がいち早く反応していたのですが、州知事が言ったのは

 

California’s K-12 schools should expect to be physically closed through the end of the school year and that districts should focus on improving and enhancing distance learning. 

 

で、学校の校舎自体は閉鎖するけど、それぞれの学校区は なんとか遠隔授業をやるようにということです。

 

学校区によっては、混乱を避けるために すぐに保護者や生徒にメールで「学校は閉鎖したままですが、◯月X日からオンライン授業を始めます。」と知らせたり、必要機器(コンピューター、モデムなど)を配る手続きに入ったところもあります。

 

私は州立大学の教員なので、公立学校の先生たちの労働組合のメンバーで、活発に活動をしています。

突然の事態に、大学の先生たちは、1週間足らずでオンライン授業に移行させられたのですが、まだ大学の場合はEquity(平等生)の問題が少ないので、なんとかなりました。

 

娘の学校も大学付属でオンライン環境が充実しているので、すぐにオンライン授業になりました。今は予定通りの春休みですが、来週からはまたオンラインで授業を受けます。

 

公立校の場合、オンライン授業を配信できる先生の雇用条件、受ける側の子供のインターネット環境などが問題になり、なかなか足並みがそろわないのですが、4−5月は、小学校から高校まで、統一試験の時期であり、このまま「ただ休み」にはできない状況です。

 

このような非常時でも「正当な教育を受ける権利」を侵害することはできないので、学校区ごとに最善の方法を駆使して、なんらかの対処をすることでしょう。ただそれによって先生たちの過労が心配されています。

 

明日はこの組合の「決起集会」ですが、先生たちのリーダーが、カリフォルニアの子供たちのためにがんばった「法案」が可決されることを祈っています。

 

 

 

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