前回、ロサンゼルスには、日本語を『本気で』習おうとする場合、世界中の他の地域よりも選択肢は広いと書きましたが、今これだけCOVID-19の影響が出て、世界中が「オンライン授業」になってくると、ロサンゼルスだから云々とは言いにくくなってきました。
ただ、これまでは世界中のどこの学会で「日本語と英語のバイリンガル」について発表しても、「ロサンゼルスは恵まれていますね〜」と言われ続けてきました。
ロサンゼルス地域には、土曜日に授業が受けられる日本語補習校が2つあります。平日の放課後に授業が受けられ「補習校」と名乗っている学校もあり、それ以外にも「日本語学校」「日本語 継承語学校」と呼ばれる学校がたくさんあります。最近は 日本から進出している学習塾もたくさんあります。やはり他の地域よりは、選択肢は多いといえます。
前にも何度か 書きましたが、我が子は ほとんどの海外子女がどちらかといえば嫌がる 土曜日の日本語補習校が大好きです。
それは単に「友達に会えるから」であって、学校で学ぶ内容が好きだと言うわけではありません。
今回の新型コロナウィルスの影響で、娘が通っていた補習校は4月が休校で、5月からも再開できるかどうかが、まだ決まっていません。
休校中の間は、インターネット上にある無料のプリントをやっておくように、というお知らせがインターネットで送られてきました。さらに「前の学年の教科書を音読して、記録をつけておくように」というプリントがメールに添付されていました。
確かに休校中、授業料も取らないのだし、先生はお給料も支払われないのだから、この程度しかできないのかもしれません、でも 今までの蓄積はなかったのでしょうか。
もう少し オンラインで配信できるものがあったのでは???
ちなみに我が子は補習校に通いながら、日本からの通信講座(進研ゼミ ちゃれんじ)をやっていました。全然まじめにやらない劣等生でしたが、今日最終日に かけこみで実力テストを送信すると送られてきた修了証
こういうのを海外でがんばる補習校の生徒にも送ってほしいな〜、と思いました。
もちろん 名前は手書きで、できれば個人的なメッセージも入れてあげられたら、毎月の月謝を払い、がんばって子供のお弁当を作り、送り迎えをした保護者の方にも納得してもらえるのではないでしょうか。
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