1年くらい前にアメリカでは字がきれいかどうかにまったく重きをおかないということを書きましたが、アメリカでも一応アルファベットを正しく書くことを幼稚園の頃に練習したりします。鏡文字のように反対に書いてしまったり、tの横棒とかiの上の点を忘れて注意されたりすることはありますが、日本のように「トメ、ハネ、ハライ」のように同じに見える文字のバランスとか細かい部分をどう書くかは大して問題にはなりません。

 

海外で日本語を勉強している子供はよく「漢字学習」を苦痛に思うようですが、これは「覚えなくてはいけない」以上に「どう書くか」ばかりうるさく言われることにも問題があると思います。もう1つは「きれいにノートをまとめる」技術を習得していないので、高学年になると自分で書いた漢字が読めないとか、せっかく書いたものが誰にも読んでもらえない、ということも原因かもしれません。

 

私はこれまで何千人もの日本語学習者の字を見てきていますが、中国人以外で「美しく日本語の文字(ひらがなや漢字)」が書ける人にほとんど会ったことがありません。これは海外で日本語を学習している日本人子女にも当てはまります。

 

次回は「海外に住む子供に漢字を教えることの重要性」についての質問の答えを書きますが、1年前のこの記事と関連があるので、振り返り投稿してみました。