我が子が通う日本語補習校は明日(12月21日)が2学期の最終日です。
毎学期、最後の日に成績表(家庭連絡簿)をもらいます。
そこには各教科につき、3項目くらい(成績、授業態度、宿題の提出)の観点でA,B,Cの3段階評価がついています。
このことについて前にも書きましたが、この成績表は先生が1人ずつ 手書きで記入します。(そのことについて書いた過去記事はこちら)
私は今学期 自分の勤務大学で久しぶりに大学生に初級の日本語を教えました。1クラスに100人の学生が一斉に授業を受け、何人かのTA(Teaching assistant)が少人数に分けて別の日に指導して、テストの採点などもするので、事前に成績のつけ方を確認しあい、それぞれのテストや宿題の提出状況をオンラインのサイトにインプットします。学生もその状況をライブで見れるので、間違いがあれば 最終の成績を出す前に確認して連絡してくれます。
そういうことができない補習校では、成績表をもらって「え〜???」なんてことがないように学校側も様々な考慮をします。
私個人は 我が子の国語の成績が気になりますが、テストの点だけを見るとあまり期待できないのが本音です。
さて、前置きが長くなりましたが、タイトルの「文と文をつなぐ言葉」 つまり「接続詞」ですが、これは母語話者にとっては、自然に使いこなしている「複文」「重文」構造を小学校高学年で「文法」として教えるわけですが、これをバイリンンガル話者に、系統立てて教えるのは、意外とたいへんです。
この画像は こちらのリンクから引用しました。
娘は中学1年になって「だから」「それで」などの接続詞が「順接」の接続詞ということを習ったのですが、「順接」とか「逆接」とかどうでもいいから、ちゃんと 接続詞の使い方を教えてよ〜。と思いました。
その上で こういう文法用語のテストをしてくれたら、もっと理解度が深まると思います。
ちなみに 我が子は国語の試験の「文法」でいつも点が取れないのですが、これは英語と日本語のバイリンガルにしっかりと「日本語文法」を教えることの重要さに気づいていない人が教えているからだとおもうのですが、そんなこと言ったら「モンスターペアレンツ」って言われちゃいますよね〜。
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