先日、友人がSNSに以下の記事を引用して「私も同じです。」と書いていました。
"I do not have 2-3 months off: Teachers on Summer Break are working alot" (USA TODAYの記事はこちら)
その友人はアイビーリーグの1つである大学で教えていますが、確かに彼女は休みの間も常に仕事をしている感じがします。
それに引き換え、私は3ヶ月半、たっぷり休みがあります。
その違いは何かと言うと、私はサマーコース(夏期講習)を教えていないのと、日本に帰った時などに招待されておこなう講演や学会発表を「仕事」だと思っていないからです。
講演や学会発表はMandatory(やらなければいけない義務)ではないので、もちろん自分がやりたいこと、行きたい場所ならありがたく受けますが、友達と遊ぶとか子供の用事とか楽しいことと重なれば、お断りできます。
アメリカでは「先生」という職業は、たいへんなだけで、お給料も低く、人気の職業ではない という人もいます。
この画像は、このサイトから引用しています。
でも私が知る限り、やっぱりアメリカの先生は休みも多いし、勤務時間も短いし、いい仕事だと思います。
私の母は、日本の高校教師でしたが、いつも帰りが遅く、私は子供の頃、寂しい思いをしました。
だから、大きくなっても先生にだけはなりたくない!と思っていたのですが、いつしか「先生」と呼ばれる職業につきました。
娘が小さい頃は、家に連れて帰ると、目が離せなくて仕事ができないから、仕事が終わるまで保育園に預けたり、夏の間も保育園代を稼ぐために、サマーコースを教えたこともありました。
日本から義母が来てくれて、私が働いている間に、娘を見てくれたこともありました。
今、考えると あの我が子が小さかった頃、私にしがみついて離れたくないと泣いた頃に、あんなに働かずに今のように一緒にいてあげればよかったと思っています。
もちろん、今もまったく仕事をしていないわけではなく、秋から使うオンライン教材の開発とか、8、9月におこなう学会発表の準備などがあるのですが、それでも「お休みモード」には変わりなく、長い長い夏休みがある幸せを感じています。
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