以前から何度か書いていますが、今年 私は我が子の学校の卒業アルバム(Yearbook)の実行委員をしています。
この委員会はPTAの役員の仕事の中でも最も時間と労力がかかる作業で過去5年ぐらいは私が勤務する大学のスター教授の一人が取り仕切っていました。
そのママは大学教授で子育てをしながら、頂点に登りつめた人で、非常に冷静で仕事ができる人です。彼女に任せておけば、どんなモンスターペアレンツも口だけの仕事しない親も言い訳ばかりの先生もたじたじでした。
そんな彼女の下の息子が去年 卒業し、今年のアルバムはどうなることかと思いながらも、なんとか同じ(とは言えなくても近い)クォリティを目指しています。
この卒業アルバムには卒業する子供一人一人が自分の写真と「有名人の名言」と子供の頃の写真を載せます。
今年、卒業するものの、1年早く学校を出る娘は「中退」という扱いなのか、このコラムは与えられません。
それはもう承知の上なので、私は娘のために世界でたったひとつの卒業アルバムを作ってあげるつもりです。
それはさておき、卒業生が選ぶ有名人の名言。
When I was 5 years old, my mother always told me that happiness was the key to life. When I went to school, they asked me what I wanted to be when I grew up. I wrote down ‘happy’. They told me I didn’t understand the assignment, and I told them they didn’t understand life.
このジョンレノンの名言が毎年、とても人気があります。卒業生、全員が同じ名言をn載せるわけにもいかず、この名言は毎年「取り合い」になることを今年、初めて知りました。
娘に「今年、卒業するんだけど、6年生じゃないから、特別なページはもらえないけど、同じようなアルバムを作ってあげるよ、自分の特別ページがもらえるなら、どんな名言を入れたい?」と聞きました。
娘は「日本語でもいい? そうしたら、自分で日本語に訳して載せたい名言がたくさんある」と言いました。
そういうのって素敵だと思いませんか。もし娘が同じスペースを卒業アルバムに与えられたら、ぜひ日本語で書いてほしかったと思います。そしてそれが他の人に理解できなくても、それこそが真のグローバル化ではないでしょうか。
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