アメリカの小学生は、何に興味があり、何が人気なのかを語る時、人種分布とか地域性によってかなり傾向が変わってきます。

 

ロサンゼルスは「人種のるつぼ」でかなり進歩的な考えの人が多いと言われていますが、やはり今でも白人優勢の社会のように思えます。特にハリウッドでは、今も根強い白人に有利な思想が支持されている一方、逆に少数派の強みを活かして成功している人もいます。

 

先日、私の勤務校の女子体操チームに所属する日系人の女性(Katelyn Ohashi)が注目を集めましたが、まだまだアジア人が様々な場面で「主流=メインストリーム」に出ることは、他の人種よりずっと少ないです。

 

我が子は6歳の時から、大学のチアリーディングチームのジュニアグループに参加しています。娘のおかげで、大学の様々なスポーツの試合を観覧することができました。先日、Katelyn Ohashiがパーフェクトスコアを出した試合にも我が子はチアリーダーとして参加しました。けれど、「女子体操」は人気種目ではなく、やはりチアリーダーの晴れ舞台はフットボールか男子バスケットボールです。

 

来年から中学に入る娘は、このジュニアチアリーダーは今年が最後です。最後は絶対男子バスケットボールの人気試合で幕を閉じたいと思っていた私は、今日、娘の日本語補習校を早退し、この試合のチアリーディングに参加させました。

 

 

思えばこの6年間、なんとか娘の写真を撮ろうと必死にカメラで追いかけ、米粒にしか見えない我が子を見るために試合のチケットを取り続けた親バカ人生でした。

 

これから中学、高校に進み、アメリカで「チアリーダーになりたい」と思うと、相当の覚悟と競争に勝ち抜く才能が要求されます。白人社会の「メインストリーム(主流)」にのるためには、それなりの努力が必要でしょう。

 

できることなら我が子が、本当に自分のやりたいことで活躍できる、そして主流にのれる青春を送れることを夢見ています。

 

 

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