前にも書きましたが、アメリカで出産した我が子は、生後6ヶ月から私が勤務する大学付属のデイケアセンターにフルタイムで入ったので、ベビーシッターさんにあまり頼らず、子育てができました。

 

それでも娘が小学校に入るまで、4人のベビーシッターさんに時々、お世話をお願いしました。その4人は、ロサンゼルスの日本語インターネット情報サイト『びびなび』に広告を出し、面接をして決めました。

最初にお願いしたのは、日本から親子留学していたお母さんで、お子さんがもう高校生だったので、子育てにも慣れていてとても感じのいい方でした。ただ家が遠かったので、結局、途中から近所の他のクライアントさん(後でわかったのは、私の知り合いだった)を見つけて、ウチの子の方には来てもらえなくなりました。

 

次にお願いしたのは、アメリカで看護士の資格を取るために英語勉強中の学生さんでした。若くてしっかりしていて、とてもいい人だったのでずっとお願いしたかったのですが、途中で帰国してしまいました。

 

3人目の方は、新婚さんで、まだお子さんがいなかったのですが、とても面倒見のいい方でした。ご本人が妊娠してベビーシッターができなくなるまで、数回だけでしたが、緊急の時にお願いしていました。

 

4人目の女子大生は、アメリカ育ちの日本語と英語のバイリンガルで、ベビーシッターを本職にしているかと思うくらい、よくたくさんのお子さんを見ていました。彼女は当時、まだ20歳くらいだったのですが、乳児も面倒見ていました。今は結婚して子育てをしているそうですが、きっといいお母さんになったと思います。

 

こんな感じで、1年ごとにシッターさんが変わったという感じでしたが、ずっと日本人にお願いしてきました。

他のインターネットサイトに登録して、アメリカ人のシッターさんの面接をしたこともあったのですが、家に来てもらうのは日本人の方がいいと思ったし、普段は英語だけのデイケアやプレスクールに行っていたので、敢えて日本人の方を選びました。

 

娘が私の勤務先に隣接する小学校に通学するようになってからは、私の大学に留学中の日本人の学生さんにお願いしました。彼女は、私の元学生の元カノだったのですが、1年生の頃からお願いして、4年間、今年の6月に卒業するまで何度かお願いしました。

 

こうして、日本人のベビーシッターさんにずっとお願いできたのは、ロサンゼルスという土地柄だからだと思います。特に子供が小さい時は、子供は口がきけないので、ナニーカメラをつけて、シッターさんの様子を監視しているという親御さんの話を聞きました。特にウチの子は言葉の発達が遅く、心配ではありましたが、皆さん本当によくしてくれました。

 

特に四番目にお願いしたバイリンガルの女性は、面接の時「2人の時は日本語で話した方がいいですか?」と聞いてくれて「できれば日本語で」と言うと、ずっと日本語で話してくれました。自分もアメリカで育って補習校で苦労したと言っていたので、小さい頃にもっと親が日本語を話してくれたらよかったと思っていたそうです。

 

 

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