前にAutismのことを少し書きましたが、幼い子供の行動の中に、大人を苛立たせる行動と心配させる行動がよくあるように思います。
親を苛立たせる行動
自分の好きなことだけする。
次の行動になかなか移れない。
時間内にやらなければならないことができない。
親を心配させる行動
言葉の発達が遅い。
お友達とケンカをしてしまう。
視線が合わない。
こういう子供なら当たり前の行動が自閉症の症状として列挙されています。子育てに疲れている親が「ウチの子供って他の子より育てにくいんじゃないかしら?遅れているんじゃないかしら?」と思い、インターネットで情報を得ようとすると、「自閉症」の症状に行き着くかもしれません。
自閉症は面談、親からの聞き取り調査、幼児の場合は保育園の先生の報告などをもとに診断されます。幼い子の場合、慣れない場所で初めての大人と面談したら、恐怖と不安で固まってしまう子も多いし、その時に限って自閉症に似た症状が出る場合もあります。
前にも少し自分の子供の例を書きましたが、子供は親の不安を感じる力が強いので、親が心配しすぎると子供は余計に親が期待しない行動を取るようになったりします。
もちろん早期発見による早めの療法が症状の改善につながるという臨床結果はたくさんあるのですが、現在の自閉症診断は世界的に見て、早すぎる傾向があります。
私が大学院にいた頃のアメリカは、初めてのIEP (Individual Education Plan)は就学してから(つまり5歳以降)でしたが、今では州によっては2歳半からIEPのためのスクリーニングができるようになりました。2歳半で言葉を発さなくても視線が合わなくても親の言った通りに行動できなくても、それって「フツーの子」だと思います。単なる「ゆっくり成長型」なのかもしれないので、私の個人的見解では、診断を受けるのは就学直前(4歳〜5歳)でいいと思います。
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