先月、Cognitionというオンライン研究ジャーナルに "A critical period for second language acquisition: Evidence from 2/3 million English speakers"という論文が発表されました。
これはMIT, ハーバード、ボストンカレッジの研究者の共同研究によるもので、オンラインのゲーム型クイズに参加した70万人の英語話者(英語学習者を含む)の英語力から、何歳くらいに英語を学び始めて何年くらい英語を使い続ければ、Native Speakerのレベルに達するかと、何歳くらいから文法・語彙を学ぶ能力が低下していくかを予測したものです。
インターネット上にゲーム型クイズをアップロードして、background informationをインプットしたのちに、文法と語彙の小テスト(ゲーム型)に答えるという方法で、被験者を集め、70万人が参加したというのは、現代的で素晴らしいことだと思います。
興味がある人は、以下のサイトから問題に答え、リサーチに参加できます。
http://www.このサイトは5/24現在 アクセスできなくなってしまったようです![]()
もうこのリサーチのデータには加われませんが、以下のサイトで、同じことができます。(5/26/2018 現在)
http://archive.gameswithwords.org/WhichEnglish/
私も 単語(語彙)のテストと 文法のテストをやってみました。
その結果
こんな結果が出ました。私の英語の「方言」(dialect)は シンガポールの英語か、アメリカの黒人の英語(こういう表現は適切ではないのですが、そういう結果が出たということです)か、南アフリカの英語で、私の母語は、スペイン語か中国語かポルトガル語という予測がたてられるということです。
もちろん このリサーチ(オンラインテスト)に参加した被験者で、日本語が母語の人は少ないのかもしれませんが、なぜに母語がスペイン語だという予測になったのかをぜひ知りたいと思いました(笑)。
このビッグデータを使った論文をめぐって、様々な解釈の記事がインターネットに出回っていますが、同じデータを見ても人間は自分の都合のいいように解釈して、記事にするのだな〜ということがわかり、とてもいい勉強になりました。
次に、私のこの論文に関する「勝手な解釈」を書いてみようと思います。

