今年度、2つのクラスで、日本の教育制度をアメリカ人大学生に教える機会がありました。一つは教育そのものを教えるコース、もう一つは日本語のクラスの中でトピックの一つとして教えました。
まず 日本の6−3−3ー4制ですが、これもアメリカ人にとっては「へ〜え」というリアクションでした。
中国からの留学生はこれと同じだった人が多いですが、アメリカは同じ州の同じ地域でも小学校が5年までだったり、6年までだったりするし、高校はたいてい4年なので、そこからして違います。
日本の入学試験が、年1回と聞いただけで
え〜、その日に病気になったらどうするの?
前の日に、親がケンカしていて、寝られなかったら、どうなるの?
...ていうか、クルマが壊れて試験会場に行けなかったら...
というリアクション
って、アンタたち、いつものクラスを サボる言い訳が 受験に通用すると思ってるの〜?
そして「浪人」とか「四当五落」(これって本当に今でも使いますか?)とか さらには「ゆとり教育」とか様々な語彙を紹介するとその度に「へ〜」というリアクション
私が勤務している大学は、全米でもトップクラスなので、学生はさぞかし たくさん勉強したんだろうと思いますが、高校時代、塾のようなプレップコースに通った学生は意外と少なく、かなり高校生活をエンジョイしていたようです。
学生に大ウケしたのは...
エスカレーター式というシステム (アメリカには、付属校でエスカレーター式で大学まで行けるところがないから)
でも 「小中高 一貫の私立校があるじゃない?」 と私がいうと
アメリカの小中高 一貫の私立校に行ける子供は親がそれなりの資産を持っているから、私立の大学に多額の寄付金を出せるので、高校時代に必死に勉強する必要はない
というのが、私の学生の意見でした。 (ランクの高い)州立大学に来ている学生は、親の教育水準も経済的地位も高い人が多いとは思いますが、やっぱり「一生 私立」とは違う という意識があるようです。
「日本の受験制度はどう思う?」という質問の答えは
少なくとも入学試験は年3回 (...じゃないと、当日 下痢したら一生悔やむから)
英語の試験はいらない (だって 日本語の授業を受けるんだから)
科目数が多すぎる。それを1日で全部やるのは、ナンセンス。
それぞれの大学に行って試験を受けるのは大変。他州(ほかの県?)まで行ってテスト受けるのはお金がかかりすぎる
というのがありました。
英語いらない(笑)
確かに アメリカの大学は外国語の能力は 大学入試には関係ないですからね〜。