今週 我が子は1週間 テストを受け続けていました。

 

年に1回、小学校で行われる標準テストです。

娘の学校はSAT 10と呼ばれるStarford Achievement Test Series, 10th edition というのを使っています。

 

去年は、公立学校で、違うタイプのテストをオンライン(コンピューター)で受けました。

今年はコンピューターではなくマークシート式と手書きのスタイルで受けているそうです。

 

学校からは「テストのための準備はさせないでください。夜はゆっくり寝て朝ごはんはきちんと食べてくるように。テストがあることさえ言わなくていいです。」というメールが2回ほど来ました。

 

公立の学校では1ヶ月以上前から 毎日クラスで練習していたし、テスト前は、宿題の量も増えたし、全然違います。

 

うちの子の場合、準備をしなかったら、テストなんだか、何なのかさえ わからず、テキトーに答えて早く終わらせて遊び出すに違いないので、「これはとっても大切なテストなんだよ。とにかく全部答えないと絶対ダメ。」と念を押しました。

 

娘が日本語補習校の1年生の時、他の子たちは、みんなもう小学校に行っていて、テストを受けることにも慣れていたのですが、まだ保育園に行っていた娘は全然 テストができませんでした。

いきなり100点満点のテストで、10点とか20点を取って来たときは、唖然としてしまい、絶望的になりかけました。

 

一度「ねえ、これはね、ちゃんと全部やらなくちゃいけないのよ。『できない』のは恥ずかしくないけど『やらない』のは恥ずかしいんだよ。できてもできなくても全部答えは書いてね。」と言ったら、真顔で「どうして?」と聞かれました。

 

たしかに「どうして?」ですよね。「なぜテストは全部 答えなくてはいけないのか。」「テストで100点を取るということはどういうことなのか。」 そんなこと、子供にはわからないですよね。

 

娘が行き始めた小学校(大学のリサーチ校)が低学年では「テスト」をまったくしないこともあり、娘はずっとテストに関して無関心で、補習校の「漢字テスト」以外は、「テスト勉強」をしないで過ごしてきました。

それが、ガラッと変わったのが、昨年 1年だけ通った公立校での出来事です。「それってどうなのよ?」というシステムではありますが、このクラスには「クラスマネー」というシステムがありました。
先生の言うことをよく聞いたり、テストで一番優秀だったグループは、このクラスマネーをもらえて、それを使ってスナックがもらえたり、ちょっとしたグッズがもらえたりしました。

娘は「クラスマネー」を集めることにすごく燃えて、半年でクラスで一番たくさんクラスマネーを集めるようになりました。しかもスナック(お菓子)は好きじゃないので、ずっと貯め続けていたのです。

私は我が子は「なんだ、何か報酬(それが例え 本物じゃないお金でも)があれば、こんなに一生懸命 やるんだ」と気づき、ちょっと大きい試験の時は「がんばったら 何かプレゼントあげるね。」と言ってゴールを与えるようにしました。

今回のテストは「点数よりも、必ず全部の問題に答えること。算数は時間をかけて、きちんと筆算をすること。」など具体的なゴールを出し、「それがきちんとできていたら 日本で好きなものを買ってあげるから、ほしいもののリストを先に出して。」と言いました。

実際には、総合点、偏差値、解答率 などしかわからないのですが、解答率を見れば全部やったかどうかがわかり、日本人なら、きちんと筆算すれば、算数の計算問題で間違える確率はずっと減るので、点数にも反映されると思います。

このテスト以外にもアメリカの州の標準テストは、オンラインで練習問題が見られるので、お子さんと一緒に見ながら、「どうやってテストを受けたらいいか。」を教えておいてあげると、子供はリラックスしてテストに臨めると思います。

 

ところで、その「クラスマネー」ですが、昨年度末、その学校を去る前に全部使い切りました。「何に使ったの?」と聞いたら「お菓子が入っていた入れ物をオークションで落とした」と言うのです。「入れ物? お菓子じゃなくて?」と言うと、娘はニコニコしながら「このケースを見たら、この小学校と先生を絶対思い出すから、どうしてもケースがほしかったの。」と答えました。ただの大きいプラスチックの容器です。

 

娘はその大きい容器に、スペリングテストや算数のテストをきれいに折り紙のように折って入れています。

こう言う発想って子供ならではだな〜、とほっこりしました。

 

 

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