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趣味日記

晴天の霹靂、あらすじ&感想の続きです。
ネタバレ満載なのでご注意くださいm(_ _)m


実は悦子が倒れる前、晴夫と正太郎はさらなる飛躍を目指しテレビのオーディションを受けてました。最終審査は間近。
しかし正太郎は定職(っていってもラブホテルの清掃係w)を選んだため、晴夫はピンのマジシャンとして最終審査を受ける決意をします。

改めてお互いの道が分かれたことを確認する2人。
晴夫は正太郎に問います。もし悦子が死んだら、それを息子に告げるのかどうかを。
正太郎は答えます。息子が、自分のせいで母親が死んだなんて思わせたくない。浮気して逃げたことにでもするよ、と。
でもそれだと息子にあんた(正太郎)が軽蔑されるんじゃないか?という晴夫の問いに、いつものことだと笑う正太郎。

最終審査の日、それは悦子の予定日であり、晴夫が生まれる日。

その前日にあたる日だったと思うのですが、晴夫は悦子を見舞います。
悦子は前々から、晴夫の言動を見て「この人は未来が見えるのでは?」という疑問を持っており、この日も晴夫に「この子の未来を教えて欲しい」と頼みます。

晴夫は、少しだけですよと未来を語ります。悦子の息子である自分の幼少期、そして自分の気持ちを。

その子は勉強も運動もいまいちなこと。
でも小学生のとき父親から教わった簡単なマジックで周りの注目を集めたこと。
そのおかげで初めてもらったバレンタインのチョコレートを、父親に食べられてしまったこと。

(母の真実を知った今となっては、)母親がその子にとって、自分の生きる意味であるということ。

悦子は静かに微笑みながらその話に聞きいるのでした。

運命の日。

晴夫は最終オーディションへ。
産気づいた悦子は分娩室へ。
正太郎は病院の待合室でそれぞれの時を過ごします。

分娩室に入る直前、悦子が正太郎に告げた言葉は

「チョコレート、食べちゃだめだよ」

ここで目が潤んでしまいました。
さらには悦子が分娩室の中に消えた後、正太郎が「悦子がんばれ!!」と叫んだシーンでポロポロ、っと。

そのあとは分散的なシーンが続きます。
晴夫がオーディションで見事なマジックを披露するシーン、悦子が必死でいきむシーン、正太郎が待合室で祈るシーン。
台詞はなく、音楽にのせて映像が次々と入れ替わります。

赤ちゃんが産まれたその瞬間、また晴れた空に落雷が。

晴夫は現代に戻りました。
と、携帯に電話が。
「警察ですが、先ほどのお骨はあなたのお父さんではありませんでした、戻していただきたい」

正太郎は生きてました。
死体を自分に見せかけ、警察が息子を探し出すことを期待して一芝居打っていたのです。

そうまでして息子と連絡を取りたかったのは、母親がいない本当の理由を晴夫に伝えたかったから。

晴夫は一言、つぶやきます。
「ならあんなこと言うんじゃなかった」

シーンは昭和48年に戻り、正太郎がマジシャンを辞める決断を晴夫に伝えた直後。
晴夫は正太郎に言います。

「ありがとな」

ここで映画は終了。
うまく伝わらないかもしれませんが、爽やかなエンディングでした。

何よりキャストの演技が自然でよかったです。
劇団ひとり、わりとやるじゃん!と思いました(≧∇≦)