たくさんのお雛様を美観地区で見た後お茶会に参加するため移動していると倉敷物語館で何やら催しが…
倉敷物語館は以前は個人のお家だったところを倉敷市が買い上げて整備したものでこちらの場所を借りて色んな方が色んな催しをされています♪
最近美観地区に日本茶と手拭いのお店を出された「呉茶」さんがお茶席の室礼を飾られていました
「呉茶」さんはもともと笠岡で茶道具を扱われているらしいのですが最近美観地区の中にお店を出されたということです
そちらのお店に私も1度行ったことがあるのですが可愛らしいお店で玉露も美味しかったので近々また紹介しますね
さてそれから少し歩いてお茶会の会場の「大橋家住宅」に到着しました
大橋家はもともと豊臣家の家臣で江戸時代の初め京都から倉敷の地に移り住みました
水田・塩田の開発で大地主となり金融業も営み大きな財をなした豪商です
実は中に入るのは私も今回が初めてでした
まずは展示室となっている米蔵へ…
こちらは日本で発明された和式のオルゴ-ルだそう…
漆塗り金蒔絵の箱も美しい
麦わら細工って初めて見たけれどこちらも細かくて麦わらで作られたって思えません
豊かな暮らしぶりが想像される所蔵品でした
そして主屋へ…
由緒ある御屋敷にあった室礼がすごく素敵です
欄間も凝っています
お庭も風情があります…
さてそうこうしている内にお席に入る時間です
お抹茶もお菓子もとても美味しくいただきました
子供達も多少まごつきながらもお茶会を楽しんだようです♪
岡山県はお茶会が多い土地柄なのでのでこれからも色々なお茶会に子供達を連れていき日本文化の世界に触れさせてやりたいと思います
お道具詳しく知りたい方のためにお会記記しておきますね
平成22年度表千家岡山県備中地区青年部チャリティ-茶会会記
掛物
円山伝衣筆一行 春来草白生
花入
竹一重 閑坐 兼中斎箱書付
花
季のもの
釜
丸アラレ釜
炉縁
春秋草花蒔絵 表完作
風炉先
切箔踊桐 而妙斎好
香合
染付 桃 青華作
尋牛斎筆 吉野絵賛染服紗シキテ 友湖作
棚
青漆爪紅糸巻二重棚 表完作
水指
黄瀬戸萩口 兼中斎箱書付 唐三郎作
茶器
高台寺蒔絵大棗 兼中斎箱書付 近左作
茶碗
雛ノ絵 長左衛門作
替
福寿兎 真葛作
茶杓
尋牛斎自作 銘 若草
建水
エフゴ
蓋置
色絵ぼんぼり 清閑寺窯
菓子器
博多曲物 玉樹作
菓子
右近左近 鶴屋吉信製
和三盆 青年部製
茶
瀬戸の緑 北川園詰
煙草盆一式
大橋家住宅
倉敷市阿知3-21-31
Tel・Fax 086-422-0007
「岡山人ブログ」公式サイト
http://okayamajinblog.com/
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