ご訪問ありがとうございます。
別人マインドになったと感じる私の気づきを書いています。
潜在意識心理学®︎を学んでいる唯一美塾1期生です。

 

 

 

 

いつも思い出す

 


子供の時の光景がある。

 

 


その時

 

 


母がどこに座っていて


どんな角度で私を見て


どんな表情だったのか

 

 


なぜか焼き付いている


なぜか忘れない


なぜか思い出すその場面

 

 

 


そして同じ光景を

 


なぜか繰り返し思い出しては

 


その時に味わった感覚を


わざわざ体で心で感じている。

 

 


そして

 

 


その時に親に言われたことが

 

 


自分という人間なんだと信じながら


ずっと生きてしまっているのです。
 

 

 

 

 

 

この子本当に野菜を食べないのよ

 

 


母は人前でそう言っていた。

 

 


そして私にも


「あなたは野菜を食べないわね」


蔑むように責めるように見下げるように何度も母は私に言っていた。

 

 


そして私は

 


野菜を食べないから

 


人より劣っていてダメな人間なんだ
親が望むような人間じゃない
生きている価値がない人間だと

 

 


自分のことをそう思うようになっていました。


そう思って生きていました。


 

 

 

 

 

潜在意識を学んでいて

 

気づいたことや感じたことをいつものように分析して書き出していました。

 

 


野菜を食べないといつも言われていたこと


それが嫌だったなあ


野菜食べていたのに…



考えていて

 


なんか納得いかない、解せないという気持ちがわき上がってきて、

 

 


ふと、思いついたのです。

 

 


じゃあ、私が食べていた野菜を書き出してみようと。



そしてノートに書いていきました。


じゃがいも、かぼちゃ、にんじん、大根、ほうれん草、
ごぼう、さつまいも、なす、トマト、きゅうり、
レタス、玉ねぎ、ピーマン



食べていた野菜を使った料理を思い浮かべながら
実際に書き出すということをやってみたことで、



私は気づいたのです。



私は本当は野菜を食べていた。




母が私に言い続けていた


「あなたは本当に野菜を食べない」



この言葉は嘘。



母が言っていた言葉は嘘。



嘘だった。

嘘を言われ続けていた


私はそれを信じてずっと生きていた



私が信じていたものは全くの嘘




事実とは違うこと


だったのです。
 

 

 

 

 

 

母の嘘を信じて生きてきた私はどうなっていたでしょうか。



私は子供の時、キャベツの千切りが苦手でよく残していました。


そのせいで母は「野菜を食べない」と私に言っていたと思われます。

 


ただ、あたたかい料理のキャベツは食べていました。


一つ苦手だったから全部できないという扱いをされたようです。



大人になってからは


子供の時に苦手だったキャベツの千切りも


とんかつ屋さんでおかわりをしてお皿に山盛りにしていつも食べていました。

 

 


にもかかわらず、

 

 


「あなたは野菜を食べない」という言葉はとげのように心の中に刺さっていて

 

 


その言葉を言われることで持たされてしまった

 


罪悪感や
恥じ入る気持ち
人から見下されても仕方のない人間

 


というような感覚は


当然のように私のアイデンティティになっていて

 

 


自分はそういう人間なんだと

 


そう思って生きていたのです。


信じ込んで生きているのです。


 

 

 

 

 

できなかったことができるようになって克服していたとしても

 


言われ続けた言葉が

 


それが真実でなくても
嘘であっても

 

 


心の中に刺さったとげとしてあり続ける

 

 


これが潜在意識の中の情報


これを基にして生きてしまっていたということです。




野菜を食べている自分の行動の事実よりも

 

 


母の言葉を信じている

 

 


純粋に素直に健気に一途に
何の疑いもなく
そういうものなんだと

 


それを事実として生きている



自分が

 


事実ではない言葉を信じたまま生きている


ということすら気づかずにずっと

 

 


信じ込んでそれを自分自身として生きているのです。
 

 

 

 

 

 

ずっと信じて生きてきた

 


けれどもう信じなくていいものを信じることをやめていく



そしてこれから何を信じて生きていくか

 

 


自分の真実を


自分がすでに持っているものを


自分がしてきたことの事実を。




相手の勝手な判断や相手の都合、相手の価値観を上乗せされた


真実とは異なるものを信じていると

 


本当の自分が見えなくなる。

 


そしてなぜかいつも辛い自分になってしまう。

 

 

 


信じなくていいものを信じて生きてきた過去はもう変えられないけれど、

 


どんな言葉を、何を信じて自分の中を満たして生きていくかは

 

 


未来は自分で選べる。


 

 

 

 

 

すぐに目に浮かぶ


いつも思い出す

 

 


心地良くない情景はありますか

 

 


子供時代に言われた


嬉しくない言葉はありますか

 

 


いつも言われていた喜べないお決まりの言葉はありますか

 

 

 


それは

 

 


真実からくる言葉だと


今も思いますか

 

 


自分の未来に持っていきたい言葉ですか





信じ込んで心の中に持ち続けている


もう信じなくていいものを見つけること

 

 


それは

 

 


潜在意識を書き換える一歩となり



本当の私で生きるための

とても大切な気づきであると

 

 

 

私はそう思っています。
 

 

 

 

 

 

 

次回は、この経験を基にして
本当の自分じゃない自分で生きている状態について書きたいと思います。