学びは遊びの延長!
楽しいから弾ける♪自信に繋がる♪
オンライン・ラベイユ音楽教室 高木美香です
先日、観たドラマ「さよならマエストロ」の
一場面から
クラシック音楽の解釈に対する
新たな気づきが・・・
物語は、ベートーヴェンの「運命」が、
若き打楽器奏者の暗い過去とリンクして
暗~~い解釈からスタートします。
そのシーンでのマエストロの反応は・・・
私には、まるで想定外なものでした。
彼は打楽器奏者の解釈を全肯定し、
「面白い」と褒め称えるのです。
う~~ん、ここで、私だったら生徒さんに
どんなアプローチをするだろう??
おそらく「偉大な作曲家の意図を理解しましょう」
というところから入っちゃうでしょう。
ところが、ドラマでは
打楽器奏者の解釈を全く否定することなく、
むしろ歓迎している様子が描かれています。
え~っ~、ちょっと衝撃でした。
で、解釈の締めくくりが
これまたスゴイ!
若い暗い過去を引きずった打楽器奏者を認めながら
楽聖ベートーヴェンの苦悩と葛藤から
導いた勝利を讃え、二人で共感する。
結論への素晴らしい導き方に
思わずうなっちゃいました。
ドラマ自体のストーリーは??ですが、
音楽指導の在り方を見直した私です。
子供たちにクラシック音楽の
素晴らしさを伝える際、
過去の作曲家たちの偉大さを教えるだけでなく、
子ども達の感情や経験を大切にし、
共感を通して音楽の奥深い
世界へ導いていけたら素晴らしいですよね。
音楽は時を超えて心を打つもの。
ベートーヴェンの音楽が今もなお
若者の心を魅了するのは、
その深い感情と共感の力がある
からなのですね。
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