ところで、突然ではあるが、私は歯軋りがヒドい
歯軋りにレベルがあるとすれば、黒帯級であろうし、選手権があれば優勝をも狙える期待の選手といってもいいぐらいだ
大概、朝目覚めると眉間に皺の後を残して奥歯を噛み締めているので、歯軋りをしていたことは確実なのだが
自分の歯軋りなんてそうそう聞けるものではない
たまの旅行やら何やらで人と一緒に寝ると翌朝「歯軋りしてたよ」と報告される
この歯軋り 疲れている時ほどエスカレートするもんだから
体力の現界と戦いながら、限られた時間を余すところなく遊ぶ海外旅行では初日は「ゴキューンゴキューン コリッコリッコリッってスゴいんじゃ」と呆れながらも笑ってくれてた人も、3日も4日も安眠を妨害されたらたまったものではない
おかげでハワイの気持ちのいい朝日を浴びながら朝から冷ややかな目線も同時に浴びせかけられるという特殊な経験ができるわけである
一応ごっめーんと謝るのだが反省はできても反映はできない
だってだって 寝てるあいだのことですから、こちらではどうもできませんから、そちらのほうで適時叩くなり 摘むなりしていただかないとー
それに そっちだってイビキかいてるじゃん。。。
と人の迷惑かえりみずな私であったが、最近自己被害にあうようになってきたのだ
ストレスと疲労がピークをむかえた昨今においては、自分の歯軋りに起こされた上 寝ぼけながら歯軋りを続けているのである
初めて聞いたが うるさいは 耳障りだはで ヒドいのなんのったらありゃしない
今更ながらに私といっしょに寝る人の気持ちが解ったと同時に深く反省
眉間の皺を益々深くして悩んでいるのだが、寝ている間のこと
やはり反省を反映することはできないのである
