さて、どこも製品化してくれない、
伝説のドライバー(という表現はかえって安っぽいので使いたくないのですが)
が最後にドライブした名車、
フェラーリ126c2のボディを自作してしまうという無謀な企ては、
クライマックスがやって参りました。

はじめは、昔やったことがある、FRPを使って作ろうかと思っていたんですが、
複数個作るには面倒だし、ちょっとこすっただけで塗装がはげて悲しいし、
出来ればポリカーボネートがいいよなぁ・・・といろいと考えながら、
あれこれ検索していると、
youtubeで、結構出てきます。
上手くいくのもあるし、いかないのもありますね・・

ただ、ポリカーボネートの板って、あんまり売ってないし。
で、PET板ならホームセンターに売っていました。
一応、コーラのボトルにポリカ用の塗装をして、クラッシュテストをしたら、
これが結構丈夫!!

0.5mmと1.0mmしかないですが、1mmだと厚すぎて、キレイな形にならない気がするので、
0.5mmを使うことにします。
当初の目標は、走ることも出来るディスプレイモデルですから。

そして、バキュームするための成型器を自作。
吸引力の強力な業務用掃除機をセット。


ジルのブログ-バキューム

かなり素朴な作り・・・

そして、夜は、パソコンとにらめっこをしながら、
スポンサーなどのステッカーをチマチマ作ります。
なにせ、こんなステッカーは売っていませんので・・

それなりにできたつもりなので、大きさ合わせ。

ジルのブログ-マーク合わせ

まあ、この辺りで妥協・・

あー、そうだ、126c2のスタイルの中ではブレーキダクトって結構目立つ大きさです。
まあ、フロントはタイヤがステアしなくなりそうなので無理かな・・
リヤは何とかしないといけないけど、どうしよう・・

それと、ロールバーはプラ棒で、
バックミラーとウイングステーはやったこと無いけど、
シリコンで型取りして、耐衝撃レジンで複製することに・・
さて、上手くできるのか??



ホームセンターに行って、お安い木材を購入。
まずはF103 のタイヤの位置に合わせて描いた図面にそって、
荒削りをします。

そこからは、削りすぎないように慎重に少しずつ、少しずつ削っていきます。

ジルのブログ-126c2木型1

しかし、フジミのプラモデルの形にどうしても引っ張られます・・・
ノーズ、コクピット、燃料タンクの長さのバランスも写真と比べると変です・・・

やりなおし・・・

F103のフロントサスアームや、ギアボックスの高さ、長さなども考慮に入れて、
無理の無いように慎重に高さなども合わせます
意外と、リヤのダンパーを固定するネジがエンジンカウルが切れている辺りにあって、
高さがギリギリです。
でも、なんとか大丈夫そう・・


ジルのブログ-126c2木型3

まだノーズが太い??


ジルのブログ-126c2木型2

むりやりドライバーを乗っけてみる
ゼッケンを書いちゃったりして。
でもこれ重要。形を把握するのに役立ちました


ジルのブログ-126c2木型4

かなり納得できる形になってきたので、サフェーサーを吹いてみる


ジルのブログ-126c2木型5

エンジンも。
リヤウイングも一緒に成形できたらな・・・
と、くっつけてみる
バックミラーも一緒に成形と思ったけど、無理っぽいので、断念。

目標は、ちゃんと走らせられるし、でもある程度、ディスプレイにも耐えられる形。



ジルのブログ-木型6

実はここまで来るまでに、なんどパテを盛っては削り、盛っては削り、をしたことでしょう・・
たぶん、半年くらいかかってます・・

まあ、こんなところでいいんでは・・
そうしないといつまで経っても完成しない。

さて、つぎは成形・・
さて、とりあえずフジミさんの126c2を買ってきて、
20年ぶりくらいに組み立ててみました。

ラジコンボディの原型の参考にするので、
キレイに作る必要もないし、出来ないので、
まあ、さっくりと作ってみました。

作っている途中で、一応参考にと、126c2関連のHPをあちこち見てみると、
このプラモ、酷評されています。
「似てねぇ!」
そっかぁ???
と思いながら、画像を検索してみましたが、意外と多くない、というか、
限られたアングルしか出てこないし、
実車よりプラモデルやミニチュアカーの方が多いです・・

本棚の奥からオートスポーツを引っ張り出しましたが、
当時の雑誌の写真はあまり鮮明ではないです

ジルの亡くなった事故の速報が掲載されているオートスポーツです。
ジルのブログ-オートスポーツ

他にもF1モデリング、レーシングオン、フェラーリF1の写真集も見つけました。

ジルのブログ-雑誌


それで、あれこれと、穴が開くほどいろんな角度からの写真をみて、
ノーズがでっかすぎるのと、コクピットの高さが高すぎる、など、
実物との違いをそれなり把握したつもり・・・

そして、一応、ノーズ周辺を修正したのが、これ。
ジルのブログ-フジミ126c2
素組みよりはすこしは、ほっそりしてる、つもり。
ノーズコーンからアジップマークの下あたりまで、裏からポリパテを盛りつけて、
表からガンガン削りました。
プラボディを貫通してパテだけになったところもあるけど、まだぼってりしてます。
まあ、面倒なので、おしまい。
ついでに、ウィンドスクリーンの形も全然ちがうので、コーラのペットボトルを切って、
つけ替えました。

で、やっとのことで、ざっくりと平面図を書いてみました。
タミヤのF103のタイヤの位置をまず書いて、
それにつじつま合わせをしながら、

ジルのブログ-平面図
こんな感じで。
よく見えないけど、
似てないと言いつつ、サイズ的にはフジミさんのプラモをまだ信じていたのが
あとで大きなしっぺ返しがくる結果になるとは・・