ミロンガには二つの意味がある。
1つに音楽のミロンガ。タン・タ・タン・タン、タン・タ・タン・タン、タン・タ・タン・タン。。。
キューバのハバネラのリズムの早くなったような感じのリズムがベースでなっている。
例えばFrancisco Canaro楽団のMilonga De Mis Amores。邦名は”我が愛のミロンガ”。
何故かミロンガとひとくくりにされやすい、カンドンベは黒人のリズムで、ミロンガのリズムとはかなり異なる。これはカンドンベ Lucio Demare楽団のNegra Maria。
Negra Maria /Lucio Demare
2つめにタンゴを踊る場所の事をさす。
なぜ、同じ言葉になったのか、いまだに聞いた事がないのです。
ミロンガ風景 Club Grisel
ミロンガ風景 La Baldosa
ミロンガ(場所)では、タンゴ、ワルツ、そしてミロンガ(リズム)の曲がかかります。
普段タンゴレッスンでは、ミロンガ(リズム)のクラスは少なく、ミロンガを苦手とする男性は多い。タンゴに比べるとテンポが早い事がおおいので、追いつけなくて、出遅れる事が多いからか、初心者のうちは得てして敬遠する傾向にある。
実は、タンゴの踊り方と、ミロンガの踊り方は、別物と言ってもいいくらい異なります。レッスン自体ミロンガの数が少ないせいもあって、練習時間が少ないせいも、苦手意識の一端を担っているのかもしれません。ステップは単純なものが多いが、間の取り方、使えるステップ(ミロンガ向き)がタンゴとかなり異なる。
牛肉を主食とするBsAsのミロンゲーロ(踊り名人,遊び人?!)は、ミロンガが大好きなのです。
ミロンガ(場所)でミロンガ(リズム)が思いのままに踊れるようになれば、肉食男子となっているかも。
がんばれ、日本男性!!