今日は日焼け止めの成分について書いてみようと思います
いつも使っている自分の日焼け止めにどんな成分が入っているか知っていますか?
意外と知らない人も多いと思います。
毎日お肌に使うものだからこそ、ちゃんと知ってほしいな
🌿この記事で分かること
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2つの仕組みと守れる紫外線(UVA/UVB)
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肌質・シーン別の選び方
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成分表示での見分け方
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よくある勘違いQ&A
まずは超ざっくり!
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紫外線吸収剤(いわゆる“ケミカル”)
紫外線エネルギーを吸収して熱などに変換して肌を守る。軽くて透明感のある仕上がりが得意。
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紫外線散乱剤(いわゆる“ノンケミカル/ミネラル”)
酸化チタン・酸化亜鉛の微粒子で紫外線を主に散乱・反射(一部は吸収)してブロック。敏感肌向け処方に使われやすい。
⭐️SPF=主にUVB(日焼け・炎症)を防ぐ指標
⭐️PA=UVA(しみ・たるみの一因)を防ぐグレード
☀️仕組みと守備範囲
紫外線吸収剤
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代表成分:アボベンゾン、オクトクリレン、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(オクチノキサート)、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン(Tinosorb S / BEMT)、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイルヘキシルベンゾエート(Uvinul A Plus / DHHB)、エチルヘキシルトリアゾン(Uvinul T 150 / EHT)など
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得意分野:高SPF・高PA、薄膜・なめらか、白浮きしにくい
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注意点:成分の光安定性(例:アボベンゾンは単体だと不安定→安定化処方と組み合わせ)、まれに刺激感を感じる人も。
紫外線散乱剤
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代表成分:酸化チタン(UVB+UVA2)/酸化亜鉛(広範囲のUVA+UVB)
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得意分野:低刺激設計と安定性。塗った瞬間から効果を発揮。
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注意点:白浮き・きしみ、乾燥しやすさ。最近は粒子コーティングや混合処方で改善。
吸収剤タイプと散乱剤タイプのちがい(比較リスト)
紫外線吸収剤(ケミカル)
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仕上がり:透明感があり、白浮きしにくい
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テクスチャ:軽くて伸びが良い
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刺激性:人によっては刺激やかゆみを感じることも
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光安定性:成分によって差があるため、安定化処方が重要
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落としやすさ:クレンジングや洗浄力のある洗顔料が必要なことも
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メイクとの相性:化粧下地との相性が良く、ヨレにくい
紫外線散乱剤(ノンケミカル/ミネラル)
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仕上がり:トーンアップしやすく、ややマットな印象
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テクスチャ:こっくりした質感〜ややパウダリー
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刺激性:比較的低刺激で敏感肌向け処方が多い
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光安定性:非常に高く、長時間効果が持続
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落としやすさ:石けんやマイルドな洗顔料で落とせるものも多い
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メイクとの相性:皮脂吸着効果で崩れにくいものもあるが、乾燥しやすい場合あり
肌質・シーン別の選び方
成分表示で見分けるコツ(日本でよく見る表記)
吸収剤の例(INCI/和名一例)
散乱剤の例
⭐️「ノンケミカル」と書いてあっても化学物質不使用という意味ではなく、 紫外線“吸収剤”を使っていないという意味だよ(保湿剤や乳化剤などは普通に入っています)。
使い方のコツ(どのタイプでも共通)
よくある勘違いQ&A
Q. ミネラル(日焼け止め散乱剤)は“反射だけ”で守る? A. 主に散乱・反射だけど、一部は吸収もしています。いずれも正しく塗ればしっかり防御。
Q. 吸収剤は肌に悪い? A. 合う・合わないは個人差。刺激を感じやすい人がいるのは事実だけど、安全性を考えて設計されているよ。 心配ならパッチテスト&散乱剤中心を選ぶのが◎。
Q. スプレー/パウダータイプは? A. 便利だけど吸い込みに注意。屋外・風通しの良い場所で使用、顔には手に出してから塗布が安心。
まとめ:どう選べばいい?
いかがでしたか?これからの日焼け止め選びの参考になれば嬉しいです オススメの日焼け止め(スティックタイプのみ)は前回の記事でシェアしておりますので、ご覧ください。
✒️著者 FORE MUSE編集部 Saemi
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