ラボ専門 整理収納アドバイザー ショウボです。
ラボでは、道具を自作することがあります。
専門分野によっては測定装置も自作してしまう部屋もある。
自作するわけは、研究用品を買うと高いから。あるいは、ほしいモノが売られていないからです。
先日もちょっとしたものを作りました。
ちょうどいいチューブラックがない
ラボには5mL, 2mL, 1.5mL, 0.5mL, 0.2mL のチューブが用意されています。
しかし0.5mLにはちょうどいいチューブ立てがない。
不安定だったりしっかりはまるけど穴の間隔が広すぎて使えないとか、どうもピッタリのものがない。
(8連ピペットで一気に数種類の薬剤を吸い上げたいのですが、そういう状況でつかえるラックがない)
IKEA風チューブラックを自作
なにかないかな・・・とウロウロ探していたら、私の不審行動に気づいた留学生が
「これちょうどいいよ」
とあるものを見せてくれました。
それは私が求めていたのにピッタリの0.5mLチューブ用スタンドでした。
なるほどー!!
これ、もし買ったら2000円くらいするよ! 売ってるかどうか知りませんけど。
さっそくマネして工作。
右はブルーのパーツ2つを黄色のカラーテープで貼り合わせ。
左は黄色パーツとブルーパーツをブルーのカラーテープで貼り合わせ。
あっという間にチューブラックが2つ出来上がりました
「このラック、IKEAで買ったんよ」(ウソです)と留学生に自慢して笑われました。
⇩実家に帰った時に行ってきた群馬県前橋市のIKEA
0.5mLチューブがしっかりはまって安定する。
このまま8連のマイクロピペッターで液を吸って、96well plateに薬剤を入れられる。
欲しかったモノを作れた嬉しさ。しかも廃物利用でコストゼロ
なお元のパーツは1000uLのマイクロチップラック、黄色パーツは200uL用ゲルローディングチップのラック。テープはビニールテープです。
ラボ工作物にはこんなチューブ立てもあります。
50mLチューブをちょい置きするのにちょうどいい。
これも空き容器とビニールテープでできている。
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とまあ、こんな工作をしてよろこんでいる地味なラボの日常でした。
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