こんにちは。
ラボ・研究関係専門整理収納アドバイザー
ラボ整理研究室 ショウボです。
まず結論から書きますね。
文具引き出しを片付ける3つのステップ
1. 引き出しの中身を全部だす
2. 同じものをひとまとめに分ける
3. 使用頻度の高い物を取りやすい位置にしまう
以上です
ラボ共用文房具入れで見つかるもの
ラボの文房具引き出しというのは、使わないものの溜まり場になり(探しにくく)なってくるものです。
なぜかというと、ラボを離れる時や他の管理者不明品を片付けた時に、
「文具入れがあるからここにいれちゃえ〜」
という具合に捨てるにしのびない物を入れていくからなんですね。
個人のデスク引き出しとは違って、いわば、誰でも持っていって使っていいものをしまっている倉庫のような場所です。
文具入れは最も整理しやすい場所
ラボの文具引き出しの中身を広げてみたとき見つかる特徴的なものは
温度計のケース
電池切れタイマーとストップウォッチ
何に使うのかわからないパーツ
です。
通常、ラボのものは、とても整理しにくいものばかり。
どんなにホコリを被っていたとしても、自分が買ったものや自分のとった試料以外は
「だれがいつ使うかわからないから」と捨てられません。
捨てることによるトラブルを避けるには捨てないのが一番
だから、名前が書いていない液体ビンやサンプルチューブが実験台の上に置かれていても、捨てられることなく何年も残っているのです。
でも、文房具は(ほぼ)用途がわかっているものだけなので(謎のパーツ以外は)整理整頓が簡単。ごちゃついてきたら、部屋の管理責任者了解があれば、だれでも片付けることができます。
片づけてみよう
1. 引き出しの中身を全部だす
広げる場所をどこにするか決めてから始めます。
2. 同じ用途のものをひとまとめに分ける
ハサミとカッター、カッターの替え刃
ペン
テープ類
などなど。
同じカテゴリーの中で、使えない状態のものは別に分けます。
たとえば、書けない(書きにくい)ペン
電池がないタイマーやストップウォッチ、用途不明の謎のパーツは袋にひとまとめに。
⇩左の袋は使えない状態のタイマーと謎のパーツ。
真ん中は書けないペン
右はペンの試し書きをした紙やカッターの折れた刃、プラスチックの破片。
これらは廃棄。
3. 使用頻度の高い物を取りやすい位置にしまう
左からタイマー、カラーテープとクリップ、ハサミとカッター、ペン、物差し。
すぐ下の引き出しも一部使えることになったので、かさばるガムテープや使用頻度の低いステープラー、消しゴム、輪ゴム、鉛筆、油性ペンストックはこちらに収納⇩
片づけの目的に応じたゴール
この写真を見て、疑問に思う方がいるかもしれません。
「ほとんど減ってないんじゃない?」
その通りです。
この片づけの目的は「使いやすく、探しやすく」です。
まだ使える物を捨てないと、その目的を達することができないときはそうしたほうがいいでしょう。でも、「問題ない程度の数や重なり」にできるなら、使える物を無理に減らす必要はないのです。
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