こんにちは、みなさん!
ある日は研究業務員、そしてまたある日は整理収納アドバイザーのショウボです。
今回は、セルフブランディング講座に参加して(シンデレラのようにというのは盛りすぎですが) 変身し、プロフィール写真を撮ってもらった話をシェアします。このブログでは、プロモーションに関しては”ド素人”の地味な人間が自分の活動を人に知ってもらうためにどうしたかを紹介していきます。
研究室HPにプロフィール写真載せてますか
研究者のみなさん、自分で自信をもって表に出せるプロフィール写真を持っていますか?
医学部に就職してからわかったのですが、医師の上司の方々は、毎年のようにプロフィール写真を更新している、と言っていました。(しかも白衣はブランドものを着用、の方もいらっしゃいました。)
たしかに病院のHPに顔写真が載ることを考えると、プロフィール写真は大事ですね。
怖い顔だったら患者さんが来てくれないかもしれません。
研究者として一流学術誌に論文が掲載され、賞を受賞した場合、ホームページに載る写真が報道に使われるかもしれません。
そう考えると、表に出る写真に気をつかうことは意味があるな、と納得できますね。
就活のとき未来の上司の写真チェック
わたしは転職活動していたとき、研究室ホームページをみて、ボスになるかもしれない方々のプロフィール写真を応募前にチェックしていました。
やはり、表情が自然な笑顔だと好印象を受けました。
これとは逆に、
明らかに10年以上前に撮ったスナップ写真または証明書写真のようなもの
暗い表情の写真
指名手配のような人相悪い写真
運転免許写真をコピーか?
こういうのをみると、「もったいないなー撮り直した方がいいのに」と(僭越ながら)思っていたものです。
自分はとりあえずスマホや照明写真ボックスで撮った写真を履歴書に貼ってごまかしてきたくせに、他人には厳しかったです。
研究をアピールするのも事業をアピールするのも写真が重要
個人事業は気楽な反面、ひとりぼっち。ありあわせの写真を使っていても、ダメ出ししてくれるのは家族だけです。わざわざ「もっとちゃんとしたほうがいいよ」と言ってくれる他人はいません。
研究者も個人事業主とよく似たところがあります。
「国立の研究所は個人商店の集まり」
「大学の教授は町工場のオヤジ社長のようなもの」
とはお世話になった研究者の方々の言葉です。
この方々はプロが撮影したプロフィール写真をHPに使っています。
対外的にアピールをするとき、ホームページに笑顔のプロフィール写真があることで好感度が上がるならそれは絶対やったほうがいい。
でもわたし自身は起業して数年、いつかはちゃんとしなきゃな、と思いながら時がたってしまいました。
しかしこのたび本を出版。
おそまきながら、出してしまってからどうしようとぐるぐる考える日々をすごしていました。
本の宣伝てやったこと、ないよ?
ラボの片づけで困っている人に知ってもらうにはどうしたらいい?
そして、自信を持って次のステップへ進むために、今までとは行動を変える・新しいことをしてみる必要性を感じていました。
セルフブランディング講座に参加してみた
先日、ついに「とりあえず」を卒業する日が訪れました。
3人のプロに出会う機会がやってきたのです。
この講座の魅力は、
・出版社主催ということで文章の講座がある。
・メイクアップ講座につづき、メイクした姿での写真撮影をしてもらえる。
文章書くのはほんとに苦手で遅筆。
母親からも地味だと言われる性格で自己アピールは苦手。
ふだん、Tシャツとジーンズ姿で研究所と家の往復をしており化粧道具もほとんど持っていない。
そういう人でも心配はいらない、道具はほぼすべて貸してもらえる!ということで、情報をいただいてからすぐに申し込みました。とびついた、と言った表現のほうが適切かもしれません。
プロの技はすごかった
講座を受けての感想は、「これで先に進める」でした。
3人の専門家による講座は、さすがプロという言葉がぴったり。期待以上の充実した内容でした。
(お世話になった講師の先生方
文章のプロ・前田安正氏
メイク講座の講師:浅香純子先生
撮影はプロの写真家:田部信子さん)
ご参考までに
できあがった写真↓
会場に到着した直後の写真(左)と比べると、激変してます。
⇩
ほかの方の激変写真や講座レポート⇩
プロの力を借りて自信をもつ
大学院生や学生はプライバシーのこともあるし、研究者にならないかもしれないので顔出しはしなくてもいいかなと思います。でも、研究者としてやっていこうという人は個人事業主と同じく自己アピール必須のはず。
「とりあえず」若かりし頃の写真をホームページに載せたり、写真がないからと何も載せなていない研究者のみなさん。
顔出しに抵抗があるのは理解できます。たかが顔写真に何万円も出費するなんてもったいない、と思っていることも理解できます。これまでの自分がそうでしたから。
でも、損をしているのではないか、と今は思います。
直接会って話をすれば、研究への情熱がキラキラと伝わってくるのに、ホームページで目にする無表情な写真からは、「固そう」「厳しそう」「真面目そう」な印象を受けるだけ。
研究に興味を持ってもらう入口となるような、素敵な写真をプロの力を借りて撮ってみる。
ホームページを文章やデザイン含め見直してみる。
こうしたことも研究を応援してくれる人の目に留まるために必要なことでは?
自分一人では前に進めないと感じたら、プロの助けを借りる。その価値は金額以上です。
自信を持つことにつながるという貴重な経験ができます。
整理収納アドバイザーが片づけサポートをするときも同じで、「片づけたい人」が自信を持つようなサポートができてはじめてプロと呼べます。
今回の講座に参加して、これからも精進しながら前進し、プロとして「推し」てもらえるような活動をしよう!と決意を新たにしました。
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メイク講座の講師・浅香純子先生の著書
文章のプロ・前田安正さんの著書
(お二人とも著書多数ありますが、私が読ませていただいた本だけ紹介しました。↑)
ラボ整理研究室・ショウボの著書