「ゲームしたい!
スクラッチしたい!
学校のみんなはやっているのに、なんでだめなの!
いつになったらやっていいの?
どこまで勉強したらやっていいの!?
」

前回の育成テストの結果がいまいちだったのもつかの間。
夏バテ対策だけやっていればいいと思っているようで、隙を見て、ゲームを始めようとした子供。
→夏バテ対策をしようというのは、前回のこの話ですね。
我が家には、漫画はありません。
ピッコマがあれば(大人は)事足りています
。
語彙力UPには漫画はいいとは思いますが、今渡すと、勉強しない未来しか見えないので、漫画は保留にしています。
子どもにスマホを渡していません。
なので、Youtubeを見まくって勉強しない、という危険はないです。
そして、我が家にゲームはあります。
初代ファミコンとPS2ですね(…偏っていますね)
うちの子は、初代スーパーマリオは大好きです。
PS2のダンスダンスレボリューションも大好きです。
が、最近はあまりしなくなったし、本人は中学受験を希望するみたいなので、保留にしています。
そんな感じで過ごしていたのですが、小学校でスクラッチのゲームが大流行しているようです。
小学校で配布されているノートパソコンでゲームができて、学校の先生が「やってもいいよ」と認めたようです。
(ほんとやめてほしい
)
私も「ゲームしてもいい」とはいいたいのですが…。
まずは、ノートパソコンは画面が近くて目が悪くなりそうなので、避けたいのです。
そして何より、「栄冠2周できていない問題」が浮上しているのです。
つまり、
塾には行く→なんとなく理解する
栄冠1周ぎりぎり解く→それっぽく理解する
栄冠2周→知識の定着を図る
の定着が怪しいんです。
先日は「30分だけ遊びに行く」といって、1時間以上遊んで帰ってきた子供。
では今回は? 「勉強と勉強の合間の休憩時間はゲーム!」。
休憩時間にゲームをする。一見よさそうですが、脳としては、勉強と勉強の合間の休憩は刺激が少ないほうが定着しやすいようですね。
ゲーム? 高刺激。
ゲーム? 休憩時間がさらに長くなりそう。
そして、そのうち、ゲームのために勉強する子になりそうですね。

うん、パスだな。今は、パス。
あるかないかでいったら、絶対にない
。
何より、今のところの志望校が、偏差値60以上が2校。
うち、1つは65を超えています。
ゲームは選択肢に存在しない。
それでも、あまりにゲームしたいというので、現状を伝えてみました。
「今、日能研のMクラスにいるよね。
君が偏差値50の学校が第一志望(で、第二志望が40台)だったら、「いいよ」って言ったよ(Mクラスは偏差値55以上なので。)
でも、君は偏差値60を超えている学校に「行きたい」っていっているよね。
中学受験は全落ちもありえるって何度か伝えたよね?
もし、落ちた場合は、近くの公立中学校になるね。
別に、近くの公立中学校でもいいんだよ?
でも、近くの公立中学校に行くとね…
あまり勉強しない子にもあわせて、ゆっくり授業が進むんだ。
すると、中学校に行きながら、塾に行かないと高校受験が厳しくなる。
このあたりで一番いい高校って、●●高校なんだけれど、その学校は偏差値50。
でもこの偏差値は、勉強できる子もできない子もすべてあわせての偏差値50なんだ。
近くの公立中学校にいく子は、この●●高校にいくと「すごいね」という感じなの。
その●●高校の大学進学実績を見ると、数人だけなんとかいい大学に入れているけれど、この感じだと、塾に行ってすごい勉強したんだろうなって感じがするんだよね。
一方で、君が第3志望にしている偏差値50前後の中学校。
高校になると、偏差値は60を超えている高校になるんだ。
中学校の勉強も、ある程度できない子に合わせているとはいえ、中学受験を合格した中でのある程度できない子。
つまり、普通の学校だとかなりできる子に合わせて勉強を進めてくれるんだ。
そして、高校2年生で高校3年生までの勉強を終わらせてくれて、1年間大学受験の勉強ができて、行きたい学校に行ける。
中学受験した学校は、近くの公立中学校では全然経験できない経験をいっぱいさせてくれる。
ちなみに第1志望だと、きちんと勉強していれば、ほとんどの大学に入れるチャンスがある。
君は大人になったらやりたいことが、すでにあるんだよね?(※私は全くなかったですが!? すごい!)
そのやりたいことは、結局ある程度いい大学に行って学力を身に着けている必要があるんだ。
(といっても、学力だけでは仕事はできないのも本当ですけれど、学力がないと選べない)
君はどっちがいい?
近くの中学校でのんびり教えてくれるけれど、高校受験には役に立たなくて、中学校に通いながら、部活と塾に通っていく生活。
中学受験した学校で、高校受験はなくて、高校2年生できちんと勉強が身についていて、大学受験も応援してくれる学校。
そして、いろいろ経験させてくれる学校。
ゲームをするのはいいよ?
でも、そのゲームをしたいと言っている子たちは、近くの公立中学校に行く子たち。
君もそこにまざってもいい。
ただ、そうすると、中学校に通って、部活と塾もいく生活。
大学も選べないかもしれない。君のやりたいことができるかわからない。
君はどうしたい?」
偏向報道かもしれませんが、調べた限りはこういう未来が見えました。
そして、これを聞いて不快に思われた方がいらっしゃったらごめんなさい。
正直なところ、私は公立中高にかよって、部活と塾通いして生活していたので、正直なところ、近くの公立中学校で全然いいのです。
給食も出ます
。
小学校の友達もいます
。
体調不良になっても迎えに行くのがめちゃ楽です
。
がんばっていい大学に行っている人も間違いなくいますしね。
また、ゲームして漫画を読んでいながら御三家に合格しているお子様もいらっしゃいますよね。
だから、ゲームしてても正直いいはずなのです。
ですが、
やることは終わっていない(栄冠1周がギリギリ)
テストはぼこぼこにされた(…あまりぼこぼこにされる要素はなかったはずなのですが)
でも、遊びに行きたいし、ゲームもしたい!
でも、志望校には合格したい!
となると、ちがうんじゃないかなぁ? と思わずにはいられないんですよね。
ここまで説明したからか、本人は納得したようで、そのあと集中して1時間半勉強していました。
といっても、すでに育成テストで2回チョンボしているので、あまり後がありません。
来週には育成テスト。
夏期講習テストはある意味で全範囲テスト。
本人は
いっぱい勉強した!![]()
とすっきりした顔をしていましたが、Mクラス残留と知識の定着をやり切れるかが少し心配です。
ただ、今日は朝のダラダラ食いは少し控えて、15分勉強してくれたので、理解してくれたと期待しています。
応援しているよ!![]()

