ちょうど4年前の今日 大寒波が押し寄せてくる直前に
助け出された一匹のみすぼらしい大きな犬がおりました
ひとりぼっちのその犬は 大きく垂れ下がった乳腺腫瘍が破裂して
血膿の中でも尚生きようと頑張っていました
☆ゆりさん2年目「生きててくれてありがとう」
☆ゆりさん3年目「ちょうど3年前の今頃に...」
飲み食いもせずに長い間 自分の子供に会うまでは・・・
身体は痩せこけ 目の中には虫がわき
体中の皮膚は真っ黒な皮膚病
腰は曲がり 爪は伸び 足の裏はフワフワ・・・
傷だらけの身体からは
話さなくとも 無言の悲しいメッセージだけがしっかり伝わりました
まるでこの世の不幸を全部背負い込んだようなその犬は
感情を捨て去る・・・という事だけで自分を守ってきました
が やはりどこかで神様は見ていました
「君には少しだけしか時間があげられないかもしれないけれど
さぁ 早く出ておいで!
これから精一杯 幸せを味わってくるんだよ」
そして 助けられたその犬は 新しい飼い主のもとへ行きました
何度も倒れ その度に起き上がり
意識がなくなった時でも 口に食べものを運ぶと
無意識にでも食べようとしていました
生きたい もっと生きたい
絶対にあきらめるもんか・・・
そして この犬には 1つだけ特技がありました
それは 会う人会う者を心の底から癒すこと
あれから4年
ゆり 今日はあなたの第2の犬生の始まり
そして新しい誕生日と決めてたんだ
4歳のお誕生日おめでとう
君を迎えた瞬間から 毎日別れを意識しなかった日はなかったよ
大切に過ごした3年と3ヶ月 毎日こわかったな・・・
だけどそれ以上に楽しかったな・・・
子犬から迎えた時と同じように
今日は歩いた 食べた 出せた 笑った・・・
これが出来るようになった
吠えた 甘えた そして走ってくれた・・・
何より命の一滴まで精一杯生き抜いてくれた
全ての願いを叶えてくれた君
たくさんのかけがえないプレゼントをくれたね
さぁ あとはあなたの想いを伝えていくからね
君がいなくなった今でも ゆりの「ゆ」って言われただけで
まだまだ 涙腺がとめられないんだ
毎日のように 何故か君の白い毛が舞ってるとね
何だか掃除もおっくうになるんだよ
今日ね ゆりの初めて着た柴犬サイズの洋服をね
小さな「あん」に着せてみたら ぴったりでね
ただやっぱり君の方が ガボガボだったよ(笑)
洋服がぴったりっていうだけで
想い出しては泣きながらの散歩だったんだよ
今もゆりのように 寒さの中ひとりぼっちで頑張ってる子が
どこかにたくさんいるはず・・・
知ってやってください
優しさを少しだけ分けてやってください
きっと別れの辛さ以上の
たくさんの幸せを運んで来てくれると思います
どうか病気の子達 年老いた子達にも
平和で穏やかな時間が 多く多く続きますように
今日も見てくださって ありがとうございます
皆さまのところにも 神のご加護がありますようにと祈ります。。。
いつもいつもありがとうございます
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