一昨日
乳がんのため
小林麻央さんがお亡くなりになられましたね。
そんな話を聞くと思い出すことがあります。
２年前
中学のバスケ部で
一緒に汗を流した友人が
同じ乳がんで亡くなりました。
４５歳でした。
友人のお母さんは彼女が幼稚園のころ
子宮ガンを患い
しばらく入院をしたそうです。
その後、お元気になられましたが
彼女にはその時のさびしい記憶が
ずっと残っていて。
彼女の周りには同じような病気の人が
多かったそうです。
中学のころから
早く結婚して子供がほしい。
そう言っていました。
社会人になってから
また中学の仲間でバスケを始めて
いろんなとこに遊びに出掛けました。
それぞれの結婚や出産で
なかなか会う機会も減り
変な話
冠婚葬祭でしか会うこともなくなりました。
それが突然彼女から電話がありました。
でもなぜかご主人からだったんです。
私は咄嗟に感じ取ったんです。
これは聞きたくない話だって。
なぜ？
ガンについてあんなに心配してたじゃん。
検診で要精密検査になったのに
いろいろとあってすぐには行かなかった。
行けなかった。
診断が出たときにはもう
手術も出来なくて
こうなることはわかってた。と。
横になってる彼女に
なんてバカなの！と何度も言ってしまった。
お葬式の日
バスケ部みんなで集まって
たくさんの写真を持ってきた。
思い出話しに花が咲いて
待合室は大笑いしてる私たちがいた。
中学と小学生の娘ちゃんたちも巻き込んで。
たくさんたくさん笑ったんです。
ご主人から話を聞きました。
家族の前で痛いとか苦しいとか
一言も言わなかった。と。
亡くなる一週間前まで家にいて
きちんと整理をしていった。と。
彼女のお姉さんが同じ病気にかかり
彼女に
お前も気をつけなよ。と言ったら
実はお姉ちゃん。わたしもなんだよ。と。
お姉さんにも言わなかった。言えなかった。
彼女らしい。
その一年前に
男子バスケ部の同級生が
突然、心筋梗塞で亡くなったんです。
お葬式で久しぶりに会ったときには
もう余命も宣告されていたはずなのに
カツラさえもわからず
浮腫みもふっくらしたね。
くらいにしか思わなかった。
彼女はその時も何も言わなかった。
言えなかった。
心身共にかなりつらかったと思う。
昔から弱音は吐かなかった。
周りに気を使って
周りのことを一番に考えて。
ホントに彼女らしい。
その時に思ったんです。
もっとちゃんと生きなきゃな。って。
最期に
らしいね。
と言われたいな。って。
私のやりたいこと。
あーーーー言えません！
宝くじ当たらないかな…
何年も買ってないのに
当たるわけないわ！！
長くなりましたが
最後はつまらない〆で申し訳ありません。
読んでいただきありがとうございました。