「福島第一原発事故から14年、
今、被災地はどうなっているのか」
―原発事故は収束していない現実、汚染水の放出、
小児甲状腺がんの多発等々―
福島原発事故から14年目を向かえます。今の私たちの生活を
見ていると、原発事故が福島であったことが、忘れ去られてい
るように感じます。しかし、福島第1原発の事故はあり、14年
たった今も、事故の収束、処理はなされておりません。最長40
年で廃炉を終える計画は、今なお不透明のままです。汚染水の
海への放出、昨年試験的の取りだした核燃料デブリは、0.7g。
1号機から3号機までの「核燃料デブリ」は880トン。どのよう
にして取り出した「核燃料デブリ」を保管するのか、保管でき
るのか、方法は何も決まっていない。決まっていないだけでな
く、わからない。
そして、被災された住民の皆さんは、どうしているのか。通
常、年間100万人に対し1~2人の小児甲状腺癌の羅漢のところ、
事故当時福島にいた18歳以下の子どもから、現状350人以上の
患者が出ています。これは異常です。しかし、国は、原発事故
の放射能漏れの影響だという事を認めていません。さらに、福
島の復興は、どうなっているのか。故郷を奪われ、生業を奪わ
れた人々はどのようにしているのか。私達は、原発事故がまだ
終わっていない現実をもう一度見ていかなければなりません。
原子力発電所が一度事故を起こせば、人々の生活はどうなるの
か、あらためて学習していきます。
講師 小山貴弓さん
・「反原発出前のお店」事務局兼店員
・「みんなのデーターサイト」設立メンバー。元事務局長。
「17都県 放射能測定マップ+読み解き集」編集統括として企
画及び編集を手掛ける。
2025.3/16(日)pm1:30~
資料代 500円
オープンスペース・アスナロ(板橋区大谷口上町1-3)
お問い合わせ 03-5995-4230 牛崎
主催 NPO法人 放射線測定室アスナロ
TEL 03-5995-4230