《ラボ・アスナロ連続講座48》
「六ケ所核燃料再処理工場は
今どうなっているの」
―核のゴミ捨て場になっている青森県ー
青森県六ヶ所村にある、核燃料再処理工場は、原子力発電所
から出る使用済核燃料からプルトニウムとウラン、高レベル放
射線廃棄物をとりだす施設だ。しかし、度重なるトラブルで延
期が繰り返されている。1993年建設開始のこの施設、今年の
8月に27回目の操業延期を発表している。
福島第一の事故は史上最悪の事故にも関わらず、今も収束し
ていない。福島の被災地は、未だに放射線量が高く、人が近づ
けない場所もある。それなのに、原発の再稼働は進められてい
る。原発から出る高濃度の使用済み核燃料の保管場所が満杯に
なっているので、六ケ所に輸送するため、再処理工場を停止す
ることが出来ないのだ。
私たちは、六ケ所の再処理工場について、現状を知り、日本
がどこに向かっているのか考えていかなければならない。
今回は、元原子力資料情報室の澤井正子さんにきていただい
てお話をききます。多くの皆さんの参加をお願いします。
講師 澤井正子さん
「反原発出前のお店」に参加し、脱原発の活動を始める。
1989年西ドイツ(当時)の高レベル廃棄物最終処分予定地(ゴアレーベン)を訪れ、
放射性廃棄物・プルトニウム問題と向き合う。
1992年から原子力資料情報室スタッフとなり、六ヶ所再処理工場などの核燃料サイ
クル、放射性廃棄物問題担当(〜2018年)。
2012〜13年、福島原発事故国会事故調協力調査員。
現在、核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団運営委員。
2024・12/22(日)pm1:30~
資料代 500円
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