「福島原発作業員に支えられる収束作業」

     ―原発作業員の真実にせまる―

 

「除染と第1原発で約1年3か月働いた私の積算被ばく線量は7.25ミリシーベルト

でした。法律では、1年50ミリ、5年で100ミリシーベルトが上限と定められ、

東電は年20ミリシーベルトを超えないように管理しています。それからみれば、

十分低い値かもしれませんが、厚生労働省が原発作業での白血病の労災基

準としてあげている年5ミリシーベルトを超えています。2015年、初めて福島第1

原発で作業し白血病に羅病した労働者の労災が認定(あらかぶさん)されまし

たが、原発作業員の労災認定は狭き門です」、これは、今回の講師を務めてい

ただく池田さんのお話です。私たちが知らない所で原発労働者が被ばくしなが

ら働いています。その賃金は、東電の下請け、更に孫請け、ひ孫請けと業者が

入るために、賃金は日給で相当の差がついているという。原発労働者の待遇

は改善されないまま10年以上がたっているのです。福島第一原発事故は現在

も収束はしておらず、廃炉作業は行われているのが現状です。廃炉作業は、

ロボットではなく人間が行っているのです。原発の廃炉作業とはどんなものなか

共に考えていきましょう。

 

講師 池田実さん

・原発関連労働者ユニオン書記長 (元福島原発作業員)

・著書「福島原発作業員の記」

 

2023・3/19(日)pm1:30~

          (資料代500円)

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