《ラボ・アスナロ連続講座36》
映画「原発の町を追われて・十年」
―堀切さとみ監督・最新作―
堀切さとみ監督の映画「原発の町を追われて」をご覧になった方も多いと思います。東電福島第一原発事故から故郷を追われて避難した双葉町の人々は、事故から10年たって今どうしているのか。10年のけじめだと政府はあたかも事故は収束し、避難者もいないような宣伝
の中でオリンピックを大々的に宣伝、双葉駅は立派になり、住民はそこが生活圏内のように利用していると映しだしていた。しかし、現在、駅は人の影もない。それもそのはず、放射線量が高く住民が住める場所ではないからだ。10年だから、福一の事故は終わったはまやかし。この映画を見てもう一度、福一の事故が終わっていないことを私たちは認識しなければならない。上映当日は堀切さとみ監督のトークもあります。ぜひ、皆さんのご来場をお待ちしています。ちなみに、映画の中では、ラボアスナロでの双葉町の鵜沼さんのトークの場面も紹介されています。どうぞお楽しみに。
トーク 堀切さとみ監督
2012年7月、埼玉県に避難した双葉町民を軸とした「原発
の町を追われて」を発表。今回は、事故から10年間の双
葉町住民の苦悩を追いかける。
2021・11/7(日)pm1:30~
資料代500円(事前予約をお願いします)
オープンスペース・アスナロ(板橋区大谷口上町1-3)
お問い合わせ 03-5995-4230 牛崎
主催 NPO法人 放射線測定室アスナロ
TEL03-5995-4230 / FAX03-5926-3308
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