福島子ども保養プロジェクトも今回で第14回を迎えました。保養プロジェクトを開催するにあたり、全国の皆様のご支援、本当にありがとうございました。
今回は、青森県弘前市で7月27日から7月31日までの4泊5日の日程で開催されました。世界自然遺産の白神山地遊山道散策では、熊が木につけた爪痕やコウモリを見たり、初めて見る植物に感動。鰺ヶ沢キャンピングパークでは、子ども達が火をおこし、調理して自分たちで豚汁を作ったり、蝉が孵化する姿を観察して目を輝かせたりと、大自然をじっくりと体験できました。子ども達の一番の楽しみは海水浴。千畳敷海岸でカニや小魚、貝をつかまえるのに夢中になって楽しんでいました。今年の夏は、青森もとても暑く熱中症も心配されましたが誰一人体調を崩す子もなく、元気いっぱいに楽しんでいました。
あっという間の保養プロジェクトでしたが、初めて会った子ども同士もすぐに仲良くなって打ち解けていました。次も保養プロジェクトに参加したいという声もたくさんあり、全国の皆様のご支援を受けながら継続していきたいと思いました。
福島の原発事故から7年が過ぎました。未だに放射線量の高い地域もあり、子どもの甲状腺がんも年々増えている状況で、子ども達の保養はますます重要性を感じます。これからもご支援、ご協力をお願い致します。

《白神山地遊山道散策》


大木の中に入って記念撮影

木の中の水が流れる音を聞いてます。

急な登り坂も、ガイドさんに遅れないように頑張りました。

クマがつけた傷跡。この日の朝方もこの付近に来ていたそうです。


すごく冷たくておいしい湧水でした。
《鰺ヶ沢キャンピングパーク》



みんなで豚汁を作りました。女子は、野菜の皮むき。男子は、竈に火をおこしました。




おいしい豚汁ができました。

《千畳敷海岸・海水浴》










