福島子ども保養プロジェクト in 青森2014・夏報告!
今月、14日から19日までの5泊6日で「福島子ども保養プロジェクト2014 in青森」を青森県弘前市で開催しました。11名の子ども達が参加し、大成功に終了しました。今回もまた、弘前市職員の皆様、弘前高校合宿所宿泊に尽力してくださった方々、そして保養プロジェクト開催当初からご支援くださっている鶴田町町長様はじめ、商工会議所の皆様、「子ども達の保養に役立てて下さい」と御寄付してくださった皆様方のご支援、ご協力のおかげでこのプロジェクトを開催することができました。本当にありがとうございました。



〈1日目〉集団ゲーム&鳩笛絵付け体験教室
初日は、自己紹介と恒例の班作り。初めて参加した子たちも、すぐにうちとけて子どもどうし、とても楽しそうに話していました。去年まで、あまり積極的でなかった子が班長さんになったり、自分より下の学年の子に話しかけたりと成長している姿がみられ良かったです。


集団ゲームでは、ゼスチャーゲームをやりました。口に出さずにゼスチャーだけで、決められた題目を次の人に伝えなければならないので、一生懸命にやる子ども達の身振り手振りがとてもほほえましかったです。なかには、じれったくてじっと待っていれず助太刀する子もいました。題目が「ラクダ」で最後の人の答えが「キリン」に変わってしまって皆で大笑い。楽しいゲームでした。


次のゲームは、班対抗のジャンケンゲーム。3回連続で勝ったら抜けられ、その数で勝敗を決めるというシンプルなものです。しかしながら、これにはそうとうハマってましたね。2回まで勝っても3回目で負けるとまた最初からなので「負けたー!」「やった!」とか「キャー、キャー」「マジ!」と大はしゃぎ。『もう一回やろう、もう一回!』と元気いっぱいでした。
午後は、〝津軽ねぷた村〟にて鳩笛の絵付け体験を行いました。弘前市に約200年前から伝わる伝統工芸、下川原焼(したかわらやき)。なかでも有名なのがこの「鳩笛」だそうです。子ども達がこの笛を吹いてみると、いい音で「ホ~ホ~」と鳴っていました。
さっそく、真っ白い鳩笛に自分の好きなように着色していきました。



真剣な表情で、細かい模様を丁寧に色付けしていました。1時間程度の短い時間でしたが、全員が完成させました。
地元、陸奥新報の記者の方が取材に来てくださいました。カメラを向けられると、出来上がった鳩笛を記者の方に吹いて見せる場面もあり、講師から「写真に音は写りません」と声がかかるなど、和気あいあいとした体験教室でした。