こんにちは。

前回の続きです。

 

家に帰って現実に引き戻された私達。

 

翌日必ず行くと約束したので

再びエアストリームへ行きました。

 

担当レイは他のお客さんのアポが入っており接客中。

他のディラーさんもお客さんを相手しています。

皆さん忙しそうです。

 

そして接客が終わったレイに伝えました。

ごめんなさい。あれから考えました。

やはりあの値段は無理です。予算オーバー。

それでも私達は買いたい。ダウングレードで他を探したい。

 

そして他を見たのだけど

どうしても比べてしまう。

 

冷静になるために一旦ランチを取りに行きました。

戻ってまた見てみる。ああ、、これに乗りたい。これで旅をしたい。

 

そして2人でもう一度相談したいとレイに伝え

あれこれ議論した。

夫は諦めていたけれど

私が再び火をふいたんだ。

 

諦めようとすればする程

大きな壁が大きいほど

無理だと思えば思うほど

私は燃えるのである。

 

ずっといつかいつかと思っていた。

何でもそうだ。

いつかなんて永遠に来ない。

永遠に。

そして人生は終わってしまう。人生は終わるんだ。確実に。

私は56。ゆっくりなんてしてられない。

 

昨日、CPAにコテンパンにやられていた私は1日で回復。

目からも口からも火をふいていた。

 

そんな時・・・

私達の横に夫婦らしき2人が他のディラーに案内され見学していた。左差し

 

ロザリーにローンの相談してみよう。

私は口から火を噴いたまま

ローン担当ロザリーの部屋へ入って行った。

 

頭金はかき集める。あれが欲しい。ロザリー、何とかして!

 

そして

頭金の金額と月々の支払いが出た。

月々の支払いは贅沢な外食をやめたら出る金額で、昨日よりかなり減っていた。

 

 

サインした。勢いだけでサインした。

山の様な書類にサインしまくった。家を買う時と同じだ。

サインしながら夫がこういった。

「あなたと一緒になって体験できない事ばかり体験させて貰ってるよ。」

 

私と一緒じゃなかったら買わなかったってこと?

「買わねーだろ!普通は。こんなバカ高いもの」

じゃあやめるか?

「やめねーわ!!!」

 

ロザリー「サインはこれが最後。これにサインしたらキャンセルできないわ」

 

躊躇わずした。

 

「おめでとう!キラキラあなた達はエアストリームのオーナーよ。キラキラ

 

私と夫はハイになったままだった。ランナーズハイ状態。

部屋の外で待ってきたレイにサインしたことを伝えた。

がっつり握手。

おめでとう。おめでとう!

 

そこでロザリーが箱を持ってきた。

「これはプレゼント。エアストリームを楽しんで」

それはエアストリームのマグカップだった。キラキラキラキラ

レイはヒューっと汗を拭く仕草をした。

少し前に、あなた達のエアストリームを買いたいという人がいて

デポジットを置いていったんだよ。

(他のディラーが隣で接客していた夫婦らしき2人)

 

デポジットを早く置いた方が勝ち。

オレのお客さんは昨日デポジットを置いてるから(昨日渡したクレジットカード。正確には置いてない)

こっちが先だと言ったんだ。

しかも彼らは割引なしで買うと言った。

あなた達は割引金額で購入出来た訳だ。ウインク

 

夫と顔を見合わせ大笑いしました。爆笑です。

私はこの時やっと冷静になった。

断りに来たのにね。何買ってんだよ。

エアストリームの衝動買い。

 

ガソリン高いのになー、何で今買っちゃうかなーと思っていたら

夫が言いました。

ずっと老後も楽しめるよ。

そうだね。ここはカリフォルニア。

海もあるし山もある。砂漠も森もワイナリーだって。

近場から楽しもう。

 

借金だらけだちくしょう。

人生楽しむぞ。

 

ラッキーと梅を連れて旅ができる。

 

 

 

 

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