先月、日本時間3月26日より

アメリカから日本への渡航者全員

2週間の自宅かホテル待機と

公共乗り物禁止が出たとき

 

元々の持病のために母が入院しました。

 

夫が日本帰るか?と聞きました。

もしかしたらもう2度と会えないかもしれないぞ。

 

帰国しても2週間自宅待機。

父がいる自宅へは行けない。

そうなるとホテルに2週間。

 

その間に感染するかもしれないし

平和で小さな町に

私がコロナウィルスを持っていくことになるかもしれない。

 

そんな可能性が1%でもあるならば

私は実家に帰るべきではない。

 

私は帰国することを断念しました。

(あの時帰国していても、今まだ私は成田か羽田のホテルにいる事になります)

 

その後日本でもコロナが深刻になり

病院は外部からの訪問者による院内感染を防ぐため

面会者は受付で物の引き渡しのみになり

入院して以来、家族は母に会えない状態だそうです。

 

そして4年前に脳梗塞と脳出血で倒れた父が今

ひとり家にいます。

 

昨日も一昨日も1時間くらい電話で父と話しました。

父はとても元気そうで

歩くのが困難ですが・・・

 

週に2回ヘルパーさんが来てくれるそうです。

 

私には弟もおり

神戸に住んでいます。

 

今週帰ってきてくれると父が話していました。

でも翌日の電話で

「(弟が)コロナに感染している可能性も・・」と心配そうでした。

 

弟は父を心配しているし

父も1人なので息子が帰ってきてくれると嬉しい。

でも、怖さもある。

コロナを持っているかもしれないから帰ってくるなとも言えないのです。

 

多分、田舎に住んでいる多くの高齢者が

子供の帰省に関して思うことでしょう。

 

私は父と相談しリスク回避のために

弟の帰省を断ることにしました。

 

父は言いにくいと思うので

私がすぐに弟にそのことを連絡。

 

弟も自分は症状がないけれど

仕事もしているし持っている可能性はあると帰省を心配していたそうで

 

父の本音と弟の本音が同じだったことで

実家への帰省を当分やめることになりました。

 

86才の父はとても寂しそうですし

不安だと思います。

「これだけ皆が一生懸命になってやっているんだから

きっと良いことはあるよ」と前向きです。

 

私と同じような海外在住者は沢山いると思う。

 

親が心配。

でも、コロナを持って帰るわけにいかない。

 

父と母に会いたいです。

きっと会える。

 

 

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