こんにちは。

 

前々回の続きです。

 

 

最近、ロサンゼルスの公立学校が

あちこちで「チャーター校」になってきています。

 

公立はその市で決められたカリキュラムと同じ予算で

どこの学校も同じ教育をするのですが、

 

チャーター校とは、統一教育ではなく

独自で運営して独自でプログラムを組んでもいいというもの。

(マグネットは別の予算が出るのでまた別)

 

ロサンゼルス公立校全体のの50%をチャーターにする計画を支持し

その計画に多額の寄付をしているのが「Eli Broad」さん。

現在LA在住です。

 

 

このブロード夫妻はそれまでに

ハーバードやMITをはじめとする大学にも巨額の寄付をしてきました。

 

優秀な大学は学生からお金を取ろうとせず

優秀な教育を与える事を重点として

経営はこういった成功者からの寄付で十分運営できているというのはこういう事です。

 

ブロードさんはミシガン州立大を卒業されているので勿論この大学にも美術館を作り

2600万ドルの寄付をされています。

 

ブロード夫妻はLA在住なのでUSCとUCLAにも寄付。

この人の全米の大学(大学院)の寄付額は1000億を超えるらしい。

 

将来を背負う若者の教育に寄付をする。投資をする。

アメリカではこういう成功者はとても多いです。

 

そしてこのような方は

美術品コレクターなんです。

それは投資目的だけではなく

素晴らしいアートを素晴らしい環境の中で保護して次世代に繋げるという考え方。

 

どうやって資産家になったかって?

住宅建設会社KBホームの創業者です。

 

 

+++++++

 

 

という前置きで

コンテンポラリーアートと行列が苦手で

中々行こうと思っていなかったこの美術館「ザ・ブロード」。

 

私がまだここ行っていないと友人に話すと

予約をしセットアップをしてくれたので

 

やーっと行ってきました。

 

いつでも行けると思うと中々行かない所という1つでした。

 

なので、今日は地元の人や観光者が

行ってみようかなーと思えるように

私(素人)目線でご案内してみます!

 

 

 

 

2015年にオープンされて以来

「行列美術館」として話題になりました。

 

現在予約は1ヶ月前にホームページから出来ます。(時期にもよる)

 

 

そして平日はすっかり落ち着いた感じになっています。

 

 

奥に並ぶのは予約なしの当日来訪者。

 

私達の予約は昼の12時半。

12時すぎに予約者の列に並び

携帯に入っているバーコードを見せるだけで入場出来ます。

 

入場は無料。

 

 

中に入って左前方にipadがあり

そちらで「草間彌生」のインフィニティミラードルームの当日予約が出来ます。

中に入らないと出来ないので、入場と同時にするといいです。こちらも無料。

(前もってネットでも予約できるのかも。私は出来ませんでしたが要確認。)

 

 

名前と携帯番号を入力すると

2時半の予約が出来ました。

 

なので2時間、美術館の中でゆっくりすることに。

 

1階は売店と

5月13日(2018)までJasper Johns特別展やっています。こちらは有料。

 

今回そちらは見学に行きませんでした。

 

無料で見れるのは3階になります。(正面階段を登るとそこは3階)

 

作者名等詳しくはブロードのホームページに全て載っています。

 

ここからは、中の写真を沢山のせますので

最初は自分の目で生で見たいという人は

スルーしてくださいね。

 

 

 

村上隆さんの作品は

リトル東京のJapaneseMuseumでルイヴィトンとのコラボを観て以来。

 

 

昔はいやーわかんないわーと思っていましたが

何回も見ているうちに「すごいなー」と思うようになりました。

何がすごいかわかりませんが、そういう感覚で見れるようになった。

 

 

 

 

 

 

この美術館の特徴は外圏(外見)が蜂の巣のようになっていて

太陽光がやわらかい自然の光となって入り込むようになっている事と

柱が一本もない作りになっている事なんだとか。

 

2階が美術品の保管庫になっていて

ところどころでそれが見える所も面白いです。

 

 

キース・ヘリング

31才という若さでエイズによって亡くなった。1991年だったか。

当時のアメリカは皆がエイズに怯えていました。

エイズ感染を防ぐメッセージ性のある作品が多いです。

 

 

 

 

 

バスキア

 

 

ジャン ミシェル・バスキア

88年に27才でヘロインによって他界。

死後残された美術品の評価は年々高まって

 

美術品貸出としては最も高額と言われています。

 

ブロードでは13作品あるそうです。

見応えありました。

 

 

 

 

このMuseumを紹介する時に必ず出てくるもの。

 

 

 

 

 

 

これは92年にEli Broadがニューヨークで落札したもの

(価格は16万ドルと言われています)

「禁断の」味、音、匂い、タッチという作品。

 

ここに展示されているものはどれもメッセージ性の強いものが多かったです。

 

 

 

 

 

 

リキテンスタイン

 

 

アンディウォーホール

 

 

 

 

これはロサンゼルス暴動の後に影響を受け描かれたものらしいです。

ヘリが沢山飛んでいます。

 

 

 

以前は、現代アートはよくわからないという見方をしていましたが

 

今回まわってみて、とても面白いなと心から思えたので

自分の中で嬉しい発見でした。

 

 

草間彌生アートは

予約したものともう1つ別にありました。

 

Longing for Eternity 2017

 

2階の1番奥に行列がありまして、そのまま並ぶと観れました。

並んだ時間は10分ほど。

45秒間、箱の中を覗きます。

 

 

 

草間彌生、ここで初体験。

 

写真では目がチカチカしますね。実際見るものは写真より美しくて幻想的でした。

中で色々変化していきます。

 

 

そして入り口入ってすぐにipadで当日予約をした

本日メインイベントの

草間彌生インフィニティミラードルームへ。

 

 

こちらも45秒間しかみれません。

 

 

いやあ・・・

わあーっていう空間。

自分がこの世界に入り込んでる姿が

目の前に広がるので

客観的でもあり体全部で体感出来るという

 

とっても不思議。体感アート。

 

叫びながら終わった感じです。

うわーって。

そう感じるのに45秒はちょうどいいのかもしれません。

 

 

 

 

ザ・ブロード

 

たっぷり2時間半ほど楽しみました。

 

 

ロイ・リキテンスタイン、ジャン=ミシェル・バスキア

アンディ・ウォーホール、シンディー・シャーマン、ジェフ・クーンズ、キース・ヘリング

そして村上隆に草間彌生。

 

ブロード夫妻がよりすぐったメッセージ性の高いものばかり。

生でみると何か感じるものがあると思います。

 

期待しないで行ったからか

想像以上に良かったです。

中はたまに入れ替わるし有料の特別展もやっているので

また行きたいです。ニコニコ

 

 

LAダウンタウン駐車場の記事はこちらを参考に。

 

ダウンタウンお勧めall day駐車場と世界で1番短い電車と

お勧めフレンチカフェ

 

 

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キラキラ*アメンバー申請についてはこちらを参考に*

 

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