「良い子悪い子普通の子」
と聞いて、イモ欽トリオ・ハイスクールララバイが浮かぶ方もいらっしゃるのでは?
それについても語りたくてウズウズするのですが、それは、またお店でお会いした時にお話しすることとして、ここではワンちゃんについてお話ししたいと思います。
私はワンちゃんが協力してくれたことに対して、「いいこ」「上手じゃね」などと答える。
「そうだよ〜、合ってるよ」っと伝える言葉として。
ただそれだけ。
だから、飼い主様に「良い子って、どんな子ですか?」と聞かれると、「犬は、みんな良い子ですよ。私が言う「いいこ」は、それで合ってるよ。正解だよ。って伝える言葉です。」とお答えする。
だけど、ワンちゃんを自分の思い通りにすることばかり考えてると、違う意味になる。
「良い子」は、自分の思い通りになる子。
となると、
「悪い子」は、自分の思い通りにならない子。
と、「悪い子」を作り上げてしまう。
色んな情報源を見てきた結果、分かった事は、
怖くて、身体中に力が入ってて動けない子は、「大人しくて良い子」
怖くて、「イヤだよ!」「やめてよ!」「さわらないでよ!」という事を伝えてくる子は、「悪い子」
となると、色んなサインを使って気持ちを伝えてきてくれるうちのチュロスカは、「悪い子」の部類に入るのだろう。
私は、チュロスカを「悪い子」と思った事は無い。
逆に、私に気持ちを伝えてきてくれてるので、ありがたいと思うし、その気持ちに対して、どう工夫して負担を減らしていくかを考えさせてくれるので、自分自身の勉強になる。
私たちに必要なことは、犬に無理をさせて、自分の思い通りにすることではない。
犬にリラックスして協力してもらえるように、工夫をすること。
世の中には色々な取り組みがあるけれど、私が皆さまにお伝えしたいことは、ただそれだけ。
ただそれだけなんだけど、とても奥深く、どうお伝えするか、頭の中をグルングルン回転させながら、悩み考える毎日。
犬生は、人生よりもはるかに短い。
その短い犬生を、リラッスクして、充実した毎日にしてあげたい。
犬が癒しの存在ならば、私たち飼い主も、犬にとっての最高の癒しの存在・理解者にならないとね