こんにちは。中尾律子です。
前々回の記事からの続きです。読んでいらっしゃらない方はまず、こちらをどうぞ ⇒★
セッションの中で ネガティブなことをおっしゃったクライアントさんへの対応について、
捉え方を変えて(リフレーミング)で、ポジティブに変換して
⇒セラピストの価値基準で承認してしまう
このことの、どこがいけないの?
もし自分がクライアントだったら、、という視点で考えてみた方いらっしゃいますか(・∀・)?
例えば、こんな対応ですね。
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「周りにどう思われるかが気になって、自分の意見が言えないんです。」
「相手の方の立場で考える思いやりのある方なんですね。
それは素晴らしいことですよ!」
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これ、クライアントさんのおっしゃったことを そのまま受け取っていないんです。
上の対応は、一見クライアントさんを励ましているようですが、
厳しい言葉で言ってしまうと、
実はセラピストの価値観を押し付けて、クライアントさんが感じている課題感を否定しています。
言い換えれば、クライアントさんが課題に向き合おうとしているのに
そのチャンスを奪ってしまっている可能性があります。
自分がクライアントだったとして、「どうにかしたい!と思っていることを、
「いえいえ それは素晴らしいことです!」なんて言われちゃったら、そこで話は終了。
もう、何も言えなくなっちゃいますもんね(T_T)。
クライアントさんが 課題と感じているのであれば、
まずは、その気持ちをそのまま受け取る。
そして、クライアントさんがその課題と向き合うことをサポートする。
それが大事。
もちろん、セッションの流れの中で リフレーミングや承認が必要な場面もあります。
でも、いきなりやらない。まずは、クライアントさんのそのままを受け取ることから、です。
余談ですが、私は 自分の勉強も兼ねて
時々 プロの方のカラーセラピーセッションを受けるのですが、
上のような対応を受けること、、ありました。何度か。
もうね、何を言ってもね ポジティブに変換されて
「中尾さんなら できます!大丈夫です!」って一方的に励まされちゃう(笑)
もちろんセラピストさんは、
「役に立ちたい!励ましたい!」と良かれと思ってそうして下さったのだと思いますが、
クライアントの私は、
私の何を知ってるんだー!まず、私が言ってることを認めてくれー!
って言いたくなりましたよ(T▽T;)。
クライアントさんの気持ちを理解するために、
実際に自分がクライアントになることも、おすすめです!
。。。。2回に渡って、堅めの記事となりました(^▽^;)
私、こう見えて (?)ついつい文章が堅くなりがちで、なんだかなぁ。。すみません。
20年近い 会社員生活のクセってやつかしらん。
実際に会うと こんな堅い感じじゃないのでご安心をー^^
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