あっという間に2023年最終日
個展の振り返り今年中に終わるのかな?と思うほど
オーダーも立て込んでいたり、急に予定していなかったおせちを作ったり‥という言い訳はこれくらいにして
11/10から11/15まで開催された個展はとても多くの方に足を運んでいただきました
初日、私がギャラリーに到着するより早く駐車場に一台の車
遠視であまり遠くがよく見えないのでどなたかなぁーなんて思いつつ会場入り
最初のお客様はいつもフェイスブックで優しいコメントをくださる鹿児島の速記の第一人者でした
ときを同じくして入ってこられたのは私が20数年前自宅教室を始めたときからのママ友生徒さん
前回の個展のときも一番に来てくださり絆の深さを感じました
そして、今回
皆様会場に入って私を見つけた途端、泣きそうな顔になり
こわごわ私に近づいてくる(笑)
生きてるよ!私♬って茶化すと
もう、心配したんだからね!と怒られ
その後、アイドルの握手会のように手を握ったまま時にはハグをされながら(私はハグがとても苦手だけどそうも言っていられないくらいギューって‥)お互いに涙目
その、握手待ちが列をなして
半分治った気になってる私と
幽霊でも見るかのようなお客様の温度差
一人一人に説明をして日を追うごとに もうこれは病の大変さの説明がむしろネタになりだして
録音して流そうかと思うほど病状について饒舌になっていた
(友人の動画より)
毎日たくさんの方で会場は満員電車のようになったり
頂いたお花で埋め尽くされて
そこはもうフラワーガーデンのようだったり
車椅子を持ち込んでの会場入り
杖をついて歩いてみせたり
手離しでも数歩歩けるのと
何自慢?をやってみたり
会えなかった方々と会える喜びを味わった毎日
途中2日お休みを頂いてリハビリに向かったり
さすがに最終日は体中浮腫んで
自宅に帰ったら
バタンキューでした
素敵な仲間や友人たちに支えられて5日間の個展は幕を閉じました
お世話になったギャラリーセージのオーナー、
キャプションをじっくりと読んでくださるお客様
作品を通して私の心の変化を読み解いてくれる知人たち
入院中に個展を決めて無謀かと思ったけれど、その目標があったからこそ毎日にハリがあって
1日1枚描き上げるという目標を達成できたような気がする
握力が戻らなくてもできる♪と退院した日に筆を握って確信したあの日を忘れない
生きてこその個展
生きる支えとなった個展
私は1人じゃない、多くの人に支えられていると1人1人の
お顔を拝見しながら
命をいただいたことに改めて感謝する毎日
最終日もお片付けのためにわざわざ遠いところから駆けつけてくれた講師陣や友人たちとは
いただいたお花を分け合ったりしながら
その喜びを分かち合いました
ギャラリーオーナーからは
「来年は12月にお願いします」と来年の個展も取り付けて
次は皆さんにどのように驚いていただこうかと今からじっくり目論もう
ほんとに波乱万丈な1年
この、動かずに考える時間を与えられたことをありがたく思い
来年につなげていこうと思います
応援してくださった皆様
ありがとうございます
これで3度目の命拾い
無駄にしないように過ごしたい
皆様も良いお年をお迎えください