結婚写真を撮ると聞いて
それを見に築80年以上のレトロビル、
リテイルへ。
結婚をして4,5年？の大人カップルの知人。
「結婚写真は撮るべきだ」と
お父様に言われながらも
ずっと実行出来ていなかったのだそう。
そして、去年そのお父様が
病気が見つかってからわずか5日で
亡くなられたそうです。
「結婚写真を撮るべきだ」
死を覚悟したお父様が
自分の手荷物の中に入れたご自分の結婚写真、
その裏に、そう書いてあったそうです。
そして弟さんご夫婦も
結婚写真を撮っていなかったとの事で
今日は姉弟夫婦揃っての
写真撮影をする事にしたそうです。
私は子供の頃から
仲の良い夫婦と子供という形の家族は
ドラマの中にある綺麗な作り物のように
感じていたところがあって
自分がその中に入っていくイメージは
全く持てなくて
私はそういう世界にはいないのだと
ずっとそう思っていた。
なので結婚というものに憧れがなかった。
(とはいえ、一度経験はあるのですが)
けれど、この年頃になって周りを見渡すと
いろんな形の夫婦がいるんだなぁと
いう事が見えてきた。
私がドラマの中の話だと思っていたような
仲の良い家族が普通にいたり、
二度目同士の結婚だったり
自分は結婚はしないだろうと思っていたのに
突然に結婚することになった
大人カップルだったり…
いろんな形があっていいんだね。
と、思えるようになった。
知人の写真撮影を見ていて
なんだか身内の結婚式みたいな
ふわ〜っとあたたかい気持ちがした。
夕方外に出たら夕焼け空が赤くて
すごく綺麗だった。
1ミリも加工したくないような爽やかな空に
なんともいえない心地良さが
じわ〜っと心にひろがった。
ところで、普段茶髪で三つ編みの
ツインテールのララさんが
和装というのは意外だったわぁ〜(笑)