ある美人のマダム、
話をしていると時々電話が鳴る。
そして英語(たぶん)で
短い会話をして切る。
電話の向こうは
外国人のダンナさまらしく
電話を切ったあと
「もう、めんどくさ～い」
と、言いながらも
しあわせそうな顔のマダム。
「愛されてるんですね～」
と言いながら話を聞くと、
マメに電話してくるのは
お国柄なんだとか。
ダンナさまの国では
今一緒にいない家族が無事でいるか
生存確認を一日に何度もするらしい。
日本でのほほんと暮らしている
アタシには想像もつかないけれど
それが習慣として身に付いてて
日本で暮らしていても
奥さんを心配して
「ゴハン タベタカー」
とか、
何でもない話で生存確認の電話が
日に何度もくるのらしい。
それを聞いたR嬢
「私そういうの大好き～
そうやって束縛された～い」
そしてアタシに
「さつきさん、嫌いそうだよね。
めんどくさっ、とか言いそう」
と。
あら、バレた？
うん、合ってる（笑）
日に何度も生存確認される習慣が
アタシには無いからねぇ…
そんなにちょこちょこ電話来たら
反抗期のムスメ並みに…
あ！そういえば、
どうやら反抗期に入った娘が
突然メールの返信をくれなくなった
と、嘆き悲しみ真っ只中の
パパがいるらしい。
何処かで聞いた話なんだけど、
思春期の娘がパパを嫌うのは
パパを好きになってしまわないように
生物学的にそういう時期があるとかで
これは成長してるんだと
パパ、今は諦めて下さい（笑）
で、娘が戻って来やすいように
今のままカッコ良いパパでいるよう
心掛けておいたら
良いのじゃないかしらん…
あと、しつこくしないことかな。
なんだか先週末は
電話やメールにまつわる、
いろんな愛の形を見たなぁ。