武村陽子著『プロの添乗員と行く フランス世界遺産と歴史の旅』 読みました | J'aime・・・

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私の好きな台湾、五月天、そして宝塚。
好きなものに囲まれた日常の出来事を書き留めていきます。

欧州中心に活躍される添乗員武村陽子さんが書かれた本、『プロの添乗員と行く フランス世界遺産と歴史の旅』 読みました。

 

めちゃくちゃ面白い!!!

一気読みでフランス旅行を満喫音譜音譜

お勧めのフランス旅行本です フランス

 

本 本の内容 本

世界で一番観光客の多い国、フランス!
大人気のモンサンミッシェル、ロワールの古城やヴェルサイユ、それにルーブルや凱旋門など、華麗な外観の裏側には、度重なる戦争と宮廷内の紛争が秘められているのです。
訪ねる前に一読すれば、きっと目の前の世界遺産が輝いて見えます。

 

本 感想 本

2014年刊行の本。最初は、ちょっと古いか~と思いながら読み始めました。数ページ読んでその思いは訂正!この本凄い!

シャルル・ド・ゴール空港到着後、現地日本人ガイドさんと一緒にフランス国内の世界遺産めぐりツアーに参加した疑似体験が味わえます。難しい言葉や文語体の解説本じゃなく、添乗員さんの言葉そのもので本の内容は進みます。だから、とても分かりやすい!!そして、ツアー客から質問されそうな疑問点にも簡潔明瞭に答えてくれてます。実際に添乗員として活躍された経験を活かした著書だと思います。快適なツアーバスに座り、車窓に広がるフランスの素晴らしい光景を思い浮かべながら旅できます。フランスへ行ったことがない方には、来るべき旅行の予習に、リピーターの方には、懐かしい思い出が脳裏に鮮やかによみがえる素晴らしい体験ができます。

 

この本を読みながら疑似旅行を体感できるのは…

モんサンミッシェルとノルマンディー地方

ロワール地方と古城めぐり

ヴェルサイユ宮殿

パリとその近郊

プロヴァンス地方

 

何よりも砂らしいのは、訪れる土地とそれにまつわる歴史の説明も分かりやすく掲載されています。その表現が、添乗員さんが喋る言葉のままで表現されています。すっごく分かりやすい!!ちょうど先日、高遠弘美さんの『物語 パリの歴史 』を読んだところだったので、「あの時のあのこと」というのが頭の中でビビッと結びつきます。

過去記事は⇒こちら

 

 

 

この2冊を同時に読まれることをお勧めします。ただ、それでも難しいフランス歴代王家の歴史と家系。何度も読み返しが必要です。

 

「ベルばら」好きの私にとっては、ルイ王朝やフランス革命、ベルサイユ宮殿の歴史、ナポレオン登場は非常に面白かったです。「ベルばら」にルイ15世の未婚の王女三姉妹てきたよな~。彼女たちがマリー・アントワネットを利用してデュバリー夫人に抵抗してたよな~。って懐かしく読めました。ナポレオンは、宝塚歌劇でもよく登場。私の好きな「愛あれば命は永久に」というナポレオンとジョセフィーヌの物語を思い出します。名画「ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠」の絵に登場する人物の関係と立ち位置、舞台や実際に見た絵画を思い出しながら読み込めました。

ロワール地方と古城めぐりは、2019年12月のフランス旅行で出かけた場所。その時の添乗員さんが説明してくれた内容と重なり、更に楽しく読めました。

 

文字から入るフランス世界遺産旅行が頭の中で動画となって展開されます。五感をくすぐられ、ワクワク音譜ドキドキラブラブが止まりません。

人類が新型コロナウイルスに勝利したら、世界各地を旅したい。世界は魅力にあふれてるキラキラ。そんな元気も与えてくれる本です。

 

著者の武村陽子さんの「プロの添乗員と行くシリーズ」他にもたくさんあります。

例えば…本

ドイツ世界遺産と歴史の旅

イタリア世界遺産と歴史の旅

スペイン世界遺産と歴史の旅

中欧世界遺産と歴史の旅

クロアチア・スロベニア世界遺産と歴史の旅

オランダ・ベルギー・ルクセンブルクの世界遺産と歴史の旅

 

これ、全部読もうと思います。

読書、楽しいですラブラブラブラブ