花組『A Fairy Tale -青い薔薇の精』 『シャルム!』観て来ました(9月) | J'aime・・・

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私の好きな台湾、五月天、そして宝塚。
好きなものに囲まれた日常の出来事を書き留めていきます。

 もう2ヶ月も前、残暑残る9月のある日、花組トップスター明日海りおさんのさよならステージ『A Fairy Tale -青い薔薇の精』 『シャルム!』観て来ました。記事を書きながら気づいたのですが、今日11月24日は、東京宝塚劇場千秋楽。明日海りおさんが宝塚を去る日です。彼女が初舞台の頃、そして月組での下級生の頃、新人公演をはじめ、たくさんの舞台を観る機会がありました。当時からとても美しく華のある方でした。その彼女が大輪の花となり宝塚を去る。やはり淋しいですが、これが宝塚の伝統であり、美学なのです。

 

明日海りおさん、どんな鬘もメイクも完璧に似合う美しい方。今回の青い雰囲気も素敵です。

 
 
 
 
宝塚は今年105周年キラキラキラキラ
私の宝塚歴35年。ともに人生を歩んだ感があります。
 
 
明日海さん最後の役は"青い薔薇の精"。妖精のように美しく幻想的な彼女にピッタリの役でした
                           画像は公式サイトよりお借りしています
『A Fairy Tale -青い薔薇の精』⇒こちら
 

抒情詩のような美しく幻想的な物語でした。言葉に表さなくても伝わってくる愛の存在、宝塚ならではの世界を堪能できました。100周年を迎える前までの宝塚は、男女の恋物語が定番。その恋は悲劇であったり、命を懸けた情熱的なものだったり、運命であったりと様々な愛や恋がトップスターと相手役の娘役トップの間で展開されていました。けれど、最近の宝塚は違います。男女の恋を越えた大きな愛をテーマにしています。進化する新しい宝塚を感じ、どの公演を観てもワンパターンを感じません。ワンダーランドな宝塚の素晴らしさを感じています。今回の作品も十分楽しむことが出来ました。

 

 

三井住友VISAカード シアター

レヴューロマン

『シャルム!』開演直前のステージです

去りゆく明日海さんへの愛溢れる演出でした。黒燕尾、美しかったな~。主要男役メンバーが明日海さんと今まで絡んだ場面を思い出させる粋な演出は宝塚ならではの温かさ。懐かしい場面が甦り涙が出ます。
 

 

 

 

 

観劇の後のランチタイム音譜
今回もタカラジェンヌのポストカードやサインがたくさん届けられているお店へ。前回の星組観劇後に立ち寄ったお店よりも明るい店内でした。
 
 
和風ハンバーグのランチセット
ごはんのおかわり自由です。もちろんおかわりです。美味しかったな~。
 
 
 
明日海りおさん
あなたは宝塚に咲く大輪の青薔薇のような方でした
どの役も凛と美しく
相手役を見つめる情熱的な眼差しはとても素敵でした
 
 
あなたが演じた多くの役
もし、どの役が好きかと聞かれたなら
ひとつを選ぶことはできません
どの役も本当に美しかったのです
けれど敢えて選ぶなら…
「ミーアンドマイガールのビル
新源氏物語の光源氏
カリスタの海に抱かれてのシャルル・ヴィルヌーブ・ドゥ・リベルタ(カルロ・ヴィラーニ)
役とは異なりますが
第2回臺灣公演千秋楽で見せてくれた情熱と涙を
忘れません

 

明日海りおさん

たくさんの素晴らしい芝居、ショーをありがとうございます

あなたが輝く時代の宝塚を観ることができて

とても幸せでした

宝塚ご卒業おめでとうございます