36度目の台湾旅行は五月の高雄へ。
五月だからこその高雄を楽しんで来ました。
2019年5月24日~26日
2日目②
情人碼頭から「茶の魔手」での滞在時間も含め15分で到着。ここは、湖内區の蕃茄會社という廃墟。百年鳳凰木と呼ばれる老樹があり、五月には、鳳凰花が開花し燃えるように美しい光景になります。今の時期だから見られる美しい光景、まだ見たことのない鳳凰花を観に、ここまでやって来ました
空気すら紅色に見える見事な光景に立ちすくみました
鳳凰花、この花を知ったのは、関西学院大学の大東和重教授の台南文学をテーマにしたトークイベントや、その著書『台南文学: 日本統治期台湾・台南の日本人作家群像』を読んだことがきっかけです。
トークイベント記事は⇒こちら
著書の感想は⇒こちら
鳳凰花が観たい!その一心で五月のこの旅行を決めました。当初は台南へ観に行く予定でしたが日本統治時代にあった鳳凰木並木は現在ではないと知りとてもがっかりしてました。「今、満開の鳳凰木を見るなら、実は高雄の鹽埕なんです…。」と教えて頂き、色々調べているうちに鹽埕よりも、この場所を見つけたんです。
蕃茄會社
「蕃茄」は、日本語でトマト。ここは、日本統治時代に日台の資金で共同経営していた番茄罐頭的加工廠(トマトの缶図目加工工場)があったそうです。第二次大戦後の一時期、鳳梨罐頭工廠(パイナップルの缶詰工場)として運営されていましたが、長く続かず、工場跡地は廃墟となり、今日に至っています。
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