35度目の台湾旅行 2019年3月8日~10日
2日目④
橋頭糖廠から、徒歩すぐで、橋頭老街に到着。雨がひどくなってきたので、橋頭鳳橋宮で雨宿り
廟の前には、果物屋さんの屋台が立ってます。地元の人に愛されている廟であり、廟からその街が栄えるという事が良く分かります。廟の前から橋頭老街が開けています。
小さいけれど、見事な寺廟でした。
尊奉主神は「天上聖母」(媽祖)。1725年、台南開基天后宮から分靈(分霊)されました。歴史の深さに驚きです。媽祖様、雨宿りさせていただき、ありがとうございました。
橋頭鳳橋宮
地址: 高雄市橋頭區橋頭里橋頭路95號
サイト⇒こらち(中文)
雨が止んだので、廟の前の橋頭老街を歩いてみます。
閉まったお店が多く、人通りのない寂しい場所でした。
「男士理髪」は、日本でいう散髪屋さん。店内では、店主とお客さんが会話。散髪屋が男子の社交場であることが良く分かります。ちょっと古びた散髪椅子や鏡が老街の雰囲気を盛り上げています。
廟から離れた方が賑わってました。ここが橋頭老街の終着点(いや、ここが始まりで、廟の前が終着点なのか?)
老街から広い成功路へ出て、再びもと来た方向へ成功路沿いを歩きます。5分くらい歩くと到着。このお店に来たかったんです。橋頭で一番有名な肉包店。
橋頭肉包 (太成老店) 陳家第三代(總店)
次から次へとひとが来る。お持ち帰り専門なので、中で食べることはできません。アツアツの肉包がどんどん蒸し上がっています。どれも美味しそう~。
お目当ては、酒釀桂圓堅果養生饅頭 (35元)
しかし…、販売してなかった。売り切れじゃなくて、販売してなかった~。何でやねん!!本気で欲しかったので納得いかない!諦めきれないので、一番最初に見かけた陳家第三代糖廠分店へ、戻ることにしました
橋頭肉包 (太成老店) 陳家第三代(總店)
高雄市橋頭區成功路164號
營業時間:週二~週日上午7:00~晚上7:00 / 每週一固定公休
(火曜~日曜7:00~19:00/月曜定休)
今度は、ここからもう一度橋頭糖廠文化園區に戻ります
この廃線が、さっき歩いた鐵道景觀休憩區に続いているのね。
再びここに戻ったことで、見れたものもあります。
防空洞(防空壕)
悲しい歴史がそこに残っています。恐い、本当に怖い場所でした。ここに逃げ込むような出来事が、二度と起こりませんように。
ボランティアの方にに「日本から来たの?」「日本人?」って声かけられ、そのことがきっかけで、皆さんが集まってくださいました。椅子も出してくださり、牛蒡茶とおやつをたくさん頂きました。
お茶屋お菓子をごちそうになったうえ、お土産まで頂きました。台湾のクラッカーと、台湾の冬の果物、棗子。「ザォズ」と読みます。日本では「なつめ」。
棗子は、水分たっぷりでシャキシャキしてとても美味しかったです。また食べたい果物ですね。同じ冬の果物として有名な蓮霧(レンブ)より好きです。
このボランティア活動をされているのは台灣般若自在門協會だそうです。彰化縣員林の林主光殿を中心に台湾各地に分會があるそうです。今日ここで活動されているのは高雄分會の皆さんでした。皆さん、ありがとうございました。
再び、MRT橋頭糖廠站方面へ。
その道中でもたくさんの発見がありました。見れば見るほど面白い。
緑の葉っぱがとても綺麗。
橋仔頭糖廠白屋藝術村
この奥に「月光下的砂糖」という舞台があり、子供たちが課外授業を受けてました。
雨豆樹根元の下の防空洞
雨豆樹廣場の裏手にはコスモス畑が広がります。日本では、コスモスといえば「秋」のお花。台湾では、この時期も咲くのね。3月のコスモス、何だか不思議。
台湾でコスモスは「波斯菊ㄅㄛㄙㄐㄩˊ」
まだまだ旅は続きます。
本当に見どころ満載です
続きは次回に…