矢巻美穂著『はじめまして、東台湾。』読みました。
2018/11/30、ペースシャワーネットワークから発売された台東・花蓮
のガイドブックです。
内容紹介
日本人の人気旅行先の台湾。2017年以降は、台南を中心に南部の本が次々と発売され、台北以外の都市も注目を浴びています。リピーターは、更に新しい土地を目指していますが、東台湾の本格的なガイドブックは非常に少ないです。この本は、東台湾の台東・花蓮を中心に絶景スポット、カフェめぐり、台湾原住民の暮らしにふれる旅を紹介した、新たな台湾発見本です。
内容の一部
1)海と山が迫るダイナミックな大自然の絶景スポット
2)日本統治下時代の建造物をリノベした文創や、かわいいカフェ
3#海と山の自然な恵みでつくる、ジビエ的な料理
4$16の民族が織りなすエスニックな文化
感想
ひとことでいうと、読み初めのワクワク感、ドキドキ感はなかったです。2年前に行った台東旅行を思い出しながら読みました。黙々と読んで、おしまい(笑)って感じの本でした。「台東へ行ったら何もしない。それが台東の楽しみ方」という言葉を聞いたことがあります。台湾の友人もそういっています。確かにそれが台東の魅力です。それを紙面に表わすのは難しいかもしれません。そんな中でも、今度台東行ったらここへ行こうというお店と場所にチェックだけはしておきました。
この本を読んで行きたい臺東
國立臺灣史前文化博物館(臺市台東市博物館路1號)
公式サイト⇒こちら
寶町藝文中心(臺東市中山路182號)サイト⇒こちら
臺東糖廠文化創意園區(臺東市中興路二段191號)サイト⇒こちら
客來吃樂( 臺東市新生路220號)
九格浪(臺東市文昌路57號:在臺東新站7-11和全家那兒)
陳記麻糬(臺東市博愛路186號)
林家臭豆腐(臺東市正氣路130號)
寒舍茶坊(臺東縣卑南鄉賓朗村29鄰頂岩灣1-9號)
11號線沿いを車で走ってみたい
小野柳(臺東市松江路一段500號)
加路蘭休息區(臺東市富岡漁港往北走1公里)
阿美民族中心(臺東縣成功鎮新村路25號)
三仙台(臺東縣成功鎮三仙里基翬路74號)
この本を読んで行きたい花蓮
花蓮文化創意産業園區(花蓮市中華路144號)
公式サイトは⇒こちら
松園別館(花蓮市松園街65號)
勝安宮(花蓮縣吉安鄉勝安村慈惠三街118號)サイトは⇒こちら
O'rip(花蓮市節約街27號)サイトは⇒こちら
太魯閣峡谷
※太魯閣峡谷は「死ぬまでに一度は見たい」というコメント付き
崇徳遊憩區眺望 清水斷崖
七星潭風景區
この本で特にうれしかったふたつの記事がありました
ひとつは、滾去哪(グェン・チューナー)さんのご紹介です。
23度目の台湾旅行で台東へ行った時『榕樹下米苔目』というお店で見かけた可愛いメニュー表。この絵がとっても気に入ってたんですが、この本を通して台東出身の滾去哪さんというクリエイターさんの作品だと判りました。
その時の記事は⇒こちら
滾去哪さんの作品からは、台東ののんびり感、穏やかさを感じます。ご紹介くださりとてもありがたいです。
ふたつ目は、93ページにある「原住民を作ってみよう」です。台湾原住民の民族衣装を忠実に再現したDIYです。7ページには、このDIYで作られた16ある原住民の民族衣装を着た紙人形が躍動的に掲載されています。ホント素敵すぎて、この本でここだけはときめきました。
キットは60元!これ絶対欲しい!!台湾でこれを買った方、見かけた方がおられたらお店を教えて下さい。
制作しているのは、心象工作室という新北市の会社。年に数回のDIY教室や原住民コミュニティを紹介する活動を行っているそうです。機会があれば、ぜひ参加してみたいです。
心象工作室
新北市永和區中正路40號
何だかんだ言いながらも、台東や花蓮を紹介した貴重な本だと思います。行きたい場所やお店もたくさん見つかりました。一度手に取り、新たな台湾の魅力を感じて欲しいです。
2019年夏、私は台東を目指します。そこは、この本には紹介されていない場所です。実は、昨年の9月、大阪を襲った台風で関空が閉鎖され、その地へ行くことが出来ませんでした。今年はリベンジしてきます!!
では…