24度目の台湾旅行  3日目その⑤ 【人生海海】的永春街131巷3弄 | J'aime・・・

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私の好きな台湾、五月天、そして宝塚。
好きなものに囲まれた日常の出来事を書き留めていきます。

24度目の台湾旅行  親愛的台湾朋友

2017年9月7日~10日 3日目その⑤

 

Ubike自転車に乗って、街を走ると台北で暮らしているような気分になります。とっても幸せ~ハート。

 

 

目指したのはこの場所

2001年7月7日発売 3thアルバム『人生海海』ジャケットが撮影された台北市中正區永春街131巷3弄

 

そしてここは【人生海海】Official Music Video  のロケ地。

レトロな雰囲気、照りつける夏の太陽、とても台湾らしい光景に魅了されたMVでした。

 

この道を歩いてみたい…

 

阿信の歌った場所へ行ってみたい。ここで【人生海海】を聴いてみたい

 

その場所こそ、台北市中正區永春街131巷3弄

 

 

狭い道には、自動車修理工場や、人が住んでいるのかいないのか分からない家が密集している。大きな通りから少し離れているので、不思議な静けさがある…。そんな通り永春街をUbikeで走る。131巷が見つからず行ったり来たり。台湾朋友はスマホで検索してくれる。そして、この門の前で立ち止まる…。

 

ここだよね…

 

えっ??何??何が起きた??

 

茫然と立ちすくむしかない…。あのロケ地には行けないのです。ワイヤーが巻かれた門の奥を眺めてみても風景は変わらない。一歩も前に進むことが出来ない。朋友は「事前の確認不足だった」と詫びてくれました。とても残念だけれど、これはここに来たから分かった事実。ロケ地へは行けなかったけれど、ここで、時の流れを感じられたことは良かったのだと思います。

親愛的台湾朋友

别在意

我没事

謝謝你的熱情

一起唱歌吧!

 

 

 

永春街131巷3弄のある「嘉禾新村」 (かかしんそん、ジァフーシンツン)は、「聯勤眷村」のひとつ。「聯勤」とは「國防部聯合後勤司令部」を省略したもの、「眷村」(けんそん)は、台湾において外省人が居住する地区を示す名称です。戦後、日本統治時代の建物は国軍軍人とその家族の住居として使われていました。

 

戦後の賑やかだったころは468 戸もあった新村ですが、移転話が出た2002年ごろには81戸しか残っていませんでした。現在は樂群新村 (臺北市萬華區中華路二段 364 巷) へと移転し、残された跡地は取り壊しや防災公園建設の話が出て来ました。けれど嘉禾新村の貴重な建築物を残す運動が起こり、2015年には、3棟の歴史的建造物の保存が決まりました。

 

 

一部は取り壊されて更地になっている。防災公園が造られる計画も上がっています。

 

今後の行く末ですが

 
 
この記事、自力では結論が解らなかったので朋友に教えてもらいました。どうやら永春街131巷3弄の壁は残されていますが、他の場所は取り壊されたようです。最終的に、壁は残されるのか、取り壊されるのか答えはまだ出ていません。ただ、持ち主は取り壊してその分、お金に変えたいようです。少し悲しい気がします。私や五迷にとって思い入れがある永春街131巷3弄の壁も、持ち主にとってはそうじゃないのですね。でもこれもひとつの現実です。

 

 

ちょっと茫然となりながら、この近くにある五月天ゆかりの場所へ移動してゆきます。

 

続きは次回に…くま しろくま くま